マイコンテンツ

ここから本文エリア

お知らせ

  • 今後の掲載予定★「ヴェローナの二紳士」製作発表記者会見★「駆けぬける風のように」公演評★吉野圭吾さんインタビュー
  • 朝日新聞大阪本社発行の夕刊紙面に掲載中の「夕刊タカラヅカ100周年」。次回の紙面掲載は10月24日(金)の予定です。
新着フォトギャラリー
写真 写真 写真 写真 写真 写真

最新特集 【インタビュー】ミュージカル「CHICAGO」出演
湖月わたる、宝塚大運動会の気合でがんばります

2014年10月24日更新

 宝塚OGがそろう公演としては宝塚歌劇100周年の最後を飾る催しとなり、また、世界初「女性キャストだけ」の上演としても注目を集める「CHICAGO(シカゴ)」。この公演にヴェルマ・ケリー役でトリプルキャストのひとりとして参加する湖月わたるにお話を聞いた。(フリージャーナリスト・中本千晶)

 湖月にとってヴェルマ役は、2012年の「DANCIN’CRAZY2」で「シカゴ」のダイジェスト版をやったとき以来の2度目の挑戦だ。長身でスタイリッシュなヴェルマは湖月にぴったりの役柄というイメージ。今回はトリプルキャストということで、三者三様のヴェルマが期待されるが、湖月の目標は「アメリカ人ヴェルマを自然体で」演じることだそう。

 ヴェルマに対しては「エンターテインメントをこよなく愛していて、自分はこの世界でしか生きないと覚悟を決めて自分で道を切り開いて来た、賢い人」というイメージを持っているという湖月。それは自分の中にも共通してある部分なので、そこを拾って広げて役作りをしていきたいという。

 OG公演には参加経験豊富な湖月だが、宝塚時代と違うのは「みんなで一緒に稽古する機会が、意外となかったりすること」だそう。「セットもシンプルな中、彼女たちが色んな色を奏でてくれるから、私たちが存在できるということをいつも思う」と、早くから稽古を始めて舞台を支えてくれるアンサンブルメンバーについても触れた。

 インタビュー前に行われた製作発表記者会見では、思わず「運動会の気合でがんばります!」と意気込みを述べた湖月。宝塚歌劇団では10年ごとに運動会が開催されるのが恒例で、10月7日には100周年記念の大運動会があった。前回90周年の運動会のとき湖月は、星組のトップスターとして勝負に挑んだが、惜しくも優勝を逃してしまった。だから、「今回こそ星組に優勝旗を!」との思いもひとしお。今回のインタビューは運動会の前に行われたが、「けがだけはしないで、楽しんで」と後輩たちを思いやりつつも、現在星組のトップスターとして100周年を牽引(けんいん)する柚希礼音に対しては、「彼女の栄えある経歴の中に『100周年運動会優勝!』を付け加えてあげたい」と熱いエールを送った。その思いも通じたのか、今回の運動会では見事に星組が優勝した。

 昨今はダンス公演での活躍が目覚ましい湖月だが、8月に行われた「アルジェンタンゴ」では外国人ダンサーを相手に本格的なタンゴに挑戦。その経験を経て、今回このタイミングで改めて「フォッシー・スタイル」に挑戦できることにも意味があると感じている。さらに「この経験が、次に自分がダンスと向き合った時に、どう変化をもたらしてくれるのかも楽しみ」と話す。

 フォッシー・スタイルの魅力は「シンプルな振りの中にエネルギーが凝縮されていること」だそう。「踊ることは演じること」がモットーだという湖月。そんなフォッシー・スタイルのダンスを、アメリカ人ヴェルマとしてどう踊ってみせるのかに注目したいと思った。

〈湖月わたるさんプロフィール〉
 1989年~2006年在団。「春の踊り」「ディガディガドゥ」で初舞台。星組・宙組・専科で活躍。長身を活かしたダイナミックな演技とダンスで早くから注目され、ニューヨーク公演メンバーにも抜擢される。男らしいキザで粋なしぐさと、相手役に向けられる優しい眼差しでファンを魅了。抜群のスタイルを活かし、芝居やショー、レビューで数々の華麗なコスチューム姿を披露した。2003年「王家に捧ぐ歌」で星組トップスターに就任。2005年韓国公演「ベルサイユのばら」「ソウル・オブ・シバ!!」主演。2006年「愛するには短すぎる」「ネオ・ダンディズム!」で退団。現在は女優として活躍。退団後初の作品「DAMN YANKEES くたばれ!ヤンキース」ではキュートで愛らしい女性を演じ、新境地を開いた。「カラミティ・ジェーン」「愛と青春の宝塚」「絹の靴下」「地球ゴージャスプロデュース公演Vol.13 クザリアーナの翼」などのミュージカルの他、ダンス公演では海外のダンサーとの共演を果たし、活躍の場を広げている。2015年2~3月、梅田芸術劇場10周年記念ミュージカルコンサート「Golden Songs」に出演予定。

続き(有料部分)を読む

【フォトギャラリーはこちら】

【プレゼントはこちら】サイン色紙と写真

【トピックス記事はこちら】

◆ミュージカル「CHICAGO(シカゴ)」
《東京公演》2014年11月1日(土)~9日(日) 東京国際フォーラム ホールC
《大阪公演》2014年11月19日(水)~30日(日) 梅田芸術劇場メインホール
《愛知公演》2014年12月4日(木)~7日(日) 刈谷市総合文化センター大ホール
《東京凱旋公演》2014年12月10日(水)~19日(金) 東京国際フォーラム ホールC
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.chicagothemusical.jp/

(関連リンク:湖月わたるフィシャルサイト)
http://www.wataru-kozuki.jp/

《筆者プロフィール》中本千晶 フリージャーナリスト。宝塚歌劇に深い関心を寄せ、独自の視点で鋭く分析し続けている。主な著作に『宝塚読本』(文春文庫)、『なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか』(小学館新書)、『タカラヅカ流世界史』(東京堂出版)、『タカラヅカ100年100問100答』(東京堂出版)など。2014年11月に『タカラヅカ流日本史』(東京堂出版)を出版。NHK文化センター講師、早稲田大学非常勤講師。

スターファイル
月額300円(税抜)

記事本文をお読みいただくには、ご購読手続きが必要です。

ご購入申し込み ログインする

朝日新聞デジタル有料会員の方、または朝日新聞デジタルselectベーシックパックを
購読中の方は、ログインするだけでご利用いただけます。

朝日新聞デジタルselectベーシックパック(月額500円/税抜)を購読する方はこちら


朝日新聞デジタルのご購読は、下記よりお申し込みいただけます。

朝日新聞デジタルのお申し込みはこちら

バックナンバー

全ジャンルnew 宝塚new 舞台new 動画new

2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年

過去記事一覧へ>>