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最新特集 【インタビュー】「モーツァルト!」でシカネーダー役
吉野圭吾、「基本、暗いんですが、役が助けてくれる」

2014年10月31日更新
写真:吉野圭吾=撮影・宮川舞子 吉野圭吾=撮影・宮川舞子

 ミュージカル「モーツァルト!」で5度目のエマヌエル・シカネーダー(劇場支配人)役を演じる吉野圭吾さんにお話を伺った。今やシカネーダーといえば彼の持ち役となった感もあるが、クールでニヒルな役が似合いそうかと思いきや、とんでもなく明るい三枚目の役で大笑いもさせてくれる。この「振れ幅」はいったいどこから来るのだろう? そんな「裏テーマ」を心に抱きながら、インタビューをさせていただいた。(フリージャーナリスト・中本千晶)

 「基本的には暗い人間」と自己分析する吉野。だが、役が与えられた瞬間、それがどんな役であっても「そこに行けてしまう」のだそうだ。それが振れ幅の広さにつながっていく。「『吉野圭吾』はわからないんです、自分では」。だからこそ、もっと見たいしお客様にも見せたいという欲求がある。

 そんな吉野の思わぬ一面が発揮されたのが、今年7月7日に放映されたバラエティ番組「しゃべくり007」だった。ネプチューン堀内健さんのミュージカル風の絡みに対する見事な切り返しが大評判になり、ネット上でも話題に。このときは「もしもホリケンさんが振ってきたら『そこからは逃げない、攻める』ことだけを決めて出た」のだそう。臨機応変な切り返しには、これまで演じてきた役で培われた引き出しが大いに役に立ったという。

 子どもの頃から「友だちも少なくて、唯一の友達が自転車」だったという吉野。「トライアル」という自転車競技に夢中になった中学時代を経て、高校では演劇科に進学した。昔から定評があるダンスに思い入れがあるのかと思いきや、ご本人としては意外にも「『吉野圭吾=ダンサー』といわれるのがイヤでたまらなかった」とのこと。「『俺は三つやりたいんだ! 歌って踊ってしゃべって』と、ずっと思っていた」、そんな思いのとおり、今では着実に役者としての活躍の幅を広げている。

 演じることだけではない。かねてより「TOY BOX」シリーズなどで、作・演出も手がけている。自分のショーを手がけるにあたっては、「これ、やっていいの?」ぐらいなところまで攻めていきたいという吉野。かつて「ダウンタウン・フォーリーズ」に出演したときに経験した「シュール」「不条理」の世界観に大きな影響を受けたという。

 一連の話で盛り上がった後に改めて、シカネーダー役への意気込みを聞いてみたところ、「『エマヌエル・シカネーダー』っていうね、この名前の響きのままの感じでいきたいんですよね」とのお答え。「モーツァルト!」初演から10年以上、吉野自身のさまざまな経験が全て凝縮された「濃い」シカネーダーが見られそうな予感がする。

〈吉野圭吾さんプロフィール〉
 東京都出身。劇団四季研究所を経て音楽座に在籍し、数々の作品に出演。音楽座解散後は多彩なキャラクターでミュージカルを中心に活躍。近年の主な作品に、「レディ・べス」「CLUB SEVEN 9th STAGE!」「エニシング・ゴーズ」「天翔ける風に」「ウエディング・シンガー」「客家」「ジキル&ハイド」「江戸の青空 弐」「三銃士」「ダンス オブ ヴァンパイア」等。

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◆ミュージカル「モーツァルト!」
《東京公演》2014年11月8日(土)~12月24日(水) 帝国劇場
《大阪公演》2015年1月3日(土)~15日(木) 梅田芸術劇場
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.tohostage.com/mozart/

(関連リンク:吉野圭吾オフィシャルファンサイト)
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nut/

《筆者プロフィール》中本千晶 フリージャーナリスト。宝塚歌劇に深い関心を寄せ、独自の視点で鋭く分析し続けている。主な著作に『宝塚読本』(文春文庫)、『なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか』(小学館新書)、『タカラヅカ流世界史』(東京堂出版)、『タカラヅカ100年100問100答』(東京堂出版)など。2014年11月に『タカラヅカ流日本史』(東京堂出版)を出版。NHK文化センター講師、早稲田大学非常勤講師。

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