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特集 【公演評】宝塚・花組「ノクターン -遠い夏の日の記憶-」
若き青年の葛藤を、歌とダンスでたっぷり見せる

2014年7月9日更新

 宝塚花組バウ・ミュージカル「ノクターン―遠い夏の日の記憶―」が、6月21日~7月1日まで、宝塚バウホールで上演されました。19世紀ロシアを代表する文豪イワン・ツルゲーネフの「初恋」をミュージカル化した作品で、自由奔放な年上の女性に恋する若き青年の葛藤を、柚香光がバウ初主演で挑みます。(フリーライター・さかせがわ猫丸)

 柚香さんは研6ながら、めきめき頭角を現してきた花組の若きホープです。現代の男役らしく小さくてシャープなマスクと抜群のスタイルで、このところ人気も急上昇してきました。そんな柚香さんが主役で挑戦するのは、ふだんは寄宿舎で生活している18歳の学生ウラジミール。夏休みを過ごすための別荘地で出会った年上の女性とのほろ苦い初恋を、ショパンの「ノクターン」に乗せ、ドラマチックに描きます。

 相手役となるジナイーダには華耀きらりさん。豊かな経験と確かな技術で、柚香さんを包み込むようにサポートしつつ、可憐さも忘れない、さすがの演技を見せてくれました。

 ウラジミールの父ピョートル役には瀬戸かずやさん。ウラジミールにとって尊敬してやまない存在でありながら、その息子の愛する人を誘惑するというずるい父親をセクシーに演じていて、最近の瀬戸さんらしい落ち着いた大人の魅力が存分に味わえます。

 ほかにも、ジナイーダの取り巻きの一人で、客席の笑いも奪う天真みちるさんや、バリバリの二枚目を演じる水美舞斗さんも見逃せません。

 ツルゲーネフの名作をもとに歌やダンスもたっぷり詰め込んだ、フレッシュさいっぱいの見ごたえある作品でした。

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◆バウ・ミュージカル「ノクターン -遠い夏の日の記憶-」
《宝塚バウホール公演》2014年6月21日(土)~7月1日(火)
※この公演は終了しています
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/backnumber/14/flower_bow_nocturne/

《筆者プロフィール》さかせがわ猫丸 大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。