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特集 【公演評】宝塚・花組「エリザベート」
5年ぶり再演、新生花組が見せた完成度の高さ

2014年9月10日更新

 宝塚花組公演「エリザベート ―愛と死の輪舞―」が、8月22日、宝塚大劇場で初日を迎えました。1996年に雪組で初演されたミュージカル「エリザベート」は、これまでにない斬新さで新風を吹き込み、7度の上演を重ねるたびに大ヒットを記録、いまや宝塚の財産ともいえる作品へと成長しました。今回、5年ぶりとなる再演は、明日海りおさんのトップスター就任、そしてトップ娘役蘭乃はなさんの退団公演となり、さらなる話題を呼んでいます。(フリーライター・さかせがわ猫丸)

 「エリザベート」は、オーストリアの皇后エリザベートの生涯を、彼女を見初めたトート(死)との関係を絡めながら描くウィーン発のミュージカル。トップスターが黄泉(よみ)の帝王で、セリフがなく全編が歌、という構成がこれまでの作品とは一線を画し、宝塚の優しいパステルなイメージをも変えてしまいました。ドラマチックなストーリーを彩る名曲の数々は人々をとりこにし、今公演の初日で上演回数は800回となり、観客動員数は200万人を突破する。いまや「ベルばら」「風共」などと並ぶ、宝塚の代表作となっています。

 その名作がいよいよ5年ぶり、待望の再演です。トートに明日海さん、エリザベートに蘭乃さんに加え、皇帝フランツ・ヨーゼフに専科の北翔海莉さん、ルイジ・ルキーニに望海風斗さんと主要キャストには名歌手を配し、花組メンバー一丸となって挑戦。果たしてその完成度は、エリザベート上演史上最高レベルといっても過言ではありませんでした。

 明日海さん率いる新生花組の華やかな門出にふさわしいお披露目公演で、連日劇場は熱気にあふれています。

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【フォトギャラリーはこちら】

◆「エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」
《宝塚大劇場公演》2014年8月22日(金)~9月22日(月)
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/399/index.shtml

《東京宝塚劇場公演》2014年10月11日(土)~11月16日(日)
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/400/index.shtml

《筆者プロフィール》さかせがわ猫丸 大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。