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特集 (2)OG公演を支えてくれているのは、「みんな」

2014年10月24日更新
写真:湖月わたる=撮影・伊藤華織 湖月わたる=撮影・伊藤華織

──今回はたくさんの宝塚OGの方が出演されますが、さきほどの製作発表ではたまたまお隣が朝海ひかるさんで、「湖月さん・朝海さん」といえば(笑)。

 はい。ゴールデンコンビですよね(笑)。

──宝塚時代にもそんな作品がありましたし、前回の「シカゴ」ダイジェスト版でもヴェルマとロキシーでした。再度の共演はいかがですか?

 先日の歌稽古で初めて2人で歌ったときに、今回初めて参加された歌唱指導の先生が「あなたたちは以前、一緒に歌ってましたか?」とおっしゃったんです。「ええ、じつは2年前に」ってお話しすると「2人には、歴史を感じます」と言っていただいて。やっぱり2人で一緒にヴェルマとロキシーをやったことは、2年半ぶりでもにじみ出るんだなあと思って、すごくうれしかったです。

──それ以外の組み合わせもいろいろです。

 そうなんですよー。楽しみです!

──OG公演にはいろいろと参加されていますが、お稽古場で湖月さんなりに心がけておられることはありますか?

 トリプルキャストで3人同じ役だからって3人一緒に稽古というわけでもないんですよ。それに、シカゴは稽古場が振り付け・歌・芝居にわかれていて、今回のトップレディース、レディース、ジェントルメンとも、稽古場で一緒になる機会が少ないんです。他のOG公演でも、宝塚時代ほどみんなで一緒に稽古する機会が、意外となかったりするんですよね。

──そうなんですか?

 たとえば自分は歌だけだと、周りの人だけ先に振りを付けておいて、自分は後から合流ということが多いです。でも、このOG公演を支えてくれているのは、「みんな」なんですよ。セットもシンプルな中、彼女たちがいろんな色を奏でてくれるから、私たちが存在できるということをいつも思うんです。

 だから、彼女たちの大変さも理解してあげたい。作品の土台を作り、支えてくれているのは彼女たちなんです。宝塚にいたときのほうが「みんなでやる」という意識が強かったんですけれども、今は彼女たちのほうが私たちよりずっと早くから稽古も始めていますし、稽古をしてる時間も長いんです。もちろん、逆に私たちは個人に任されていて、一人でやらなければいけないこともあるから、それはそれで大変なんですけど、大枠を作ってくれている彼女たちのすごさと、たくさんの汗と苦労を称(たた)えたいという思いは、いつもありますね。

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