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10月3日、都内にて行われたミュージカル「ヴェローナの二紳士」の製作発表記者会見の模様をお伝えしよう。「ヴェローナの二紳士」はシェークスピアの初期の喜劇だが、1972年にブロードウェイにてミュージカル化され、トニー賞最優秀作品賞と最優秀脚本賞を受賞している。今回は、長年この作品の演出を切望していたという宮本亜門が満を持して、上演台本・演出・振付を担当する。(フリージャーナリスト・中本千晶)
キャストは、主人公プロテュース役には「T.M.Revolution」の西川貴教、プロテュースの親友ヴァレンタイン役には「CHEMISTRY」としてデビューした堂珍嘉邦、プロテュースの恋人ジュリア役には元「SPEED」の島袋寛子、プロテュースとヴァレンタイン両方から思いを寄せられるミラノ大公の娘シルヴィアには宝塚歌劇団の元トップスター霧矢大夢。各界から多彩な顔ぶれがそろう。
製作発表記者会見には、脚本・演出・振付の宮本亜門と、キャストからは西川貴教・堂珍嘉邦・島袋寛子・霧矢大夢に、武田真治と斉藤暁も加わって、すでにおのおのの個性がぶつかり合うにぎやかな場となった。
◆ミュージカル「ヴェローナの二紳士」
《東京公演》2014年12月7日(日)~28日(日) 日生劇場
《福岡公演》2015年1月10日(土)~12日(月・祝) キャナルシティ劇場
《名古屋公演》2015年1月17日(土)~18日(日) 愛知県芸術劇場 大ホール
《大阪公演》2015年1月23日(金)~25日(日) 梅田芸術劇場メインホール
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.tohostage.com/verona/index.html
《筆者プロフィール》中本千晶 フリージャーナリスト。宝塚歌劇に深い関心を寄せ、独自の視点で鋭く分析し続けている。主な著作に『宝塚読本』(文春文庫)、『なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか』(小学館新書)、『タカラヅカ流世界史』(東京堂出版)、『タカラヅカ100年100問100答』(東京堂出版)など。2014年11月に『タカラヅカ流日本史』(東京堂出版)を出版。NHK文化センター講師、早稲田大学非常勤講師。