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特集 【公演評】ミュージカル「CHICAGO」
宝塚OGだからこその味、見せた底力

2014年11月25日更新
写真:「CHICAGO」公演から=撮影・宮川舞子/岩村美佳/引地信彦 「CHICAGO」公演から=撮影・宮川舞子/岩村美佳/引地信彦

 「なぜ宝塚OGで、あの『CHICAGO(シカゴ)』を?」……当初感じていたそんな疑問は、実際に舞台を見ることで氷解した。むしろ、宝塚OGがやるからこその魅力もあると感じることができた。(フリージャーナリスト・中本千晶)

 1975年に初演されて以来、何度も再演が重ねられているブロードウェイミュージカル「シカゴ」。「フォッシー・スタイル」と呼ばれるボブ・フォッシーのスタイリッシュな振り付けが印象的だ。宝塚歌劇100周年を飾る最後のイベントとして上演されたのが、この「シカゴ」である。宝塚OGのみ、つまり、世界初の女性キャストのみによる公演だ。11月1日から開幕した東京公演の後、大阪、愛知と公演した後に12月に東京凱旋(がいせん)公演が予定されている。

 物語の舞台はシカゴの刑務所。「殺人はエンターテインメント」と呼ばれるこの街では、女囚をスターに仕立て上げ、裁判で見事に無罪を勝ち取る弁護士・ビリー・フリン(峰さを理/麻路さき/姿月あさと)が幅をきかせている。そして刑務所内スターの座にあるのはヴェルマ・ケリー(和央ようか/湖月わたる/水夏希)。その名はビリーや看守長のママ・モートン(初風諄/ちあきしん)の力で今日も新聞をにぎわしていた。

 ところが、新たに入所してきたロキシー・ハート(朝海ひかる/貴城けい/大和悠河)がヴェルマのスターの座を脅かし始める。彼女はエイモス(磯野千尋)という善良な夫がありながら浮気をし、しかも浮気相手の男を殺したのだ。さて、ロキシーとヴェルマの女の戦いの結果やいかに???

 ビリー、ヴェルマ、ロキシーの3役がトリプルキャストになっており、様々な組み合わせが楽しめるのも、この舞台の醍醐味(だいごみ)だ。東京公演では、このうち2パターンの組み合わせを見ることができたので、役替わりの妙味も含め、この作品の見どころをレポートしていこう。

※ミュージカル「CHICAGO(シカゴ)」については、12月中旬に、大阪公演の公演評を掲載する予定にしています。今回の公演評に登場していないキャストも取り上げますので、ご期待下さい。

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◆ミュージカル「CHICAGO(シカゴ)」
《東京公演》2014年11月1日(土)~9日(日) 東京国際フォーラム ホールC
※この公演は終了しています
《大阪公演》2014年11月19日(水)~30日(日) 梅田芸術劇場メインホール
《愛知公演》2014年12月4日(木)~7日(日) 刈谷市総合文化センター大ホール
《東京凱旋公演》2014年12月10日(水)~19日(金) 東京国際フォーラム ホールC
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.chicagothemusical.jp/

《筆者プロフィール》中本千晶 フリージャーナリスト。宝塚歌劇に深い関心を寄せ、独自の視点で鋭く分析し続けている。主な著作に『宝塚読本』(文春文庫)、『なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか』(小学館新書)、『タカラヅカ流世界史』(東京堂出版)、『タカラヅカ100年100問100答』(東京堂出版)など。2014年11月に『タカラヅカ流日本史』(東京堂出版)を出版。NHK文化センター講師、早稲田大学非常勤講師。

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