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特集 【インタビュー】ミュージカル「TRAILS」
出演者とプロデューサー、珠玉の舞台を語る

2015年1月6日更新

 「ニューヨーク・ミュージカル・シアター・フェスティバル2010」にて音楽部門優勝、作詞部門準優勝を含む4部門で賞を獲得し、現在も本国アメリカで上演規模を拡大しながら再演を続ける話題のミュージカル「TRAILS」。日本では、2012年にコンサート・バージョンで初演。小規模ながら、そのスケールの大きな楽曲と普遍性のある物語が評判を呼んだ同作が、2015年1月28日より待望のフルバージョンで上演される。その上演に先立ち、初演に続き主演を務める藤岡正明、ヒロイン役のRiRiKA、プロデューサーの四宮貴久にインタビューを行った。(フリーライター・岩橋朝美)

 舞台はアメリカ、ペンシルバニア州アレンタウン。12年間の沈黙をやぶり、セス(藤岡正明)とマイク(tekkan)、かつての親友同士が再会する。マイクは何の前触れもなく、「アパラチア山脈に延びるトレイルコースを、スタートからゴールまで歩こう」とセスを誘う。息苦しい故郷から逃れたい焦燥、母親の死、複雑な思いを持ちつつセスはうなずく。ジョージア州からメイン州までの長い旅のなか、ふたりと、彼らの幼なじみ、エイミー(RiRiKA、富田麻帆/Wキャスト)をめぐる物語が徐々に明かされていく。

 作品にほれ込み、自らプロデューサーとして日本上演を実現したのは、ミュージカル俳優として国内外で活躍する四宮貴久。初演ではマイク役を兼任したが、今回はバックアップに徹するという彼は「とにかく楽曲が素晴らしくて、『これはすごい! ダイヤの原石を見つけた!』と思いました」と作品との運命的な出会いについて語った。

 キャストには、それら美しくパワフルな楽曲群の魅力を引き出せる若手実力派が集結した。主人公セスを演じる藤岡は「物語に乗る音楽が秀逸だし、メロディアス」と楽曲の魅力に触れ、また作品について「セスだけでなく、マイクやエイミー、そしてほかにも出てくる登場人物が何かしら闇や傷を抱えている作品です。それは現代人がきっと誰しも持っているであろう、どこかに共感できるだろう苦しみや痛みだと思います」とコメント。

 エイミー役のRiRiKAは「エイミーにとっては、セスもマイクも魅力的で、それを見せるのは女の仕事だというところがあって。ふたりが魅力的に見えるためには、自分も輝いていなればならないので、ソロナンバーでは自分を主張するけれども、ふたりと歌うときは寄り添うように歌っていました」と初演時のエピソードを語った。

 なお、有料版ではそれぞれの作品への思いや、役作りについて、個々の近況についても語っていただいています。ぜひご覧ください。

〈藤岡正明さんプロフィール〉
 2万名が応募した伝説の「ASAYAN」超ヴォーカリストオーディションを勝ち抜き、Sony Music Japan International からシングル「交差点」で 2001年デビュー。05年、『レ・ミゼラブル』マリウス役でミュージカルデビューを果たし、08年には『ミス・サイゴン』のクリス役を演じるなど、近年は舞台でも活躍。12年には自らの演劇ユニット「青唐辛子」を旗揚げし、14年10月には第二回公演『蝙蝠の箱』を上演、脚本・演出・音楽すべてを手掛け好評を博した。また、アルバムリリースやライブツアーなどミュージシャンとしての活動も積極的に行っている。14年4月に出演した『関ジャニの仕分け∞』カラオケ下剋上ではFinal Stageまで勝ち進み、May J. と対戦するも惜しくも敗退したが、May J. に次ぐ歴代3位の高得点をマークした。ネットでもその圧倒的な歌唱力が話題となり、番組放映翌週のオリコンウィークリーアルバムダウンロードチャートでは3位に急上昇するなど再び注目度が高まっている。

藤岡正明オフィシャルサイト
http://www.tpdrecords.com/fujiokamasaaki/index.html

〈RiRiKAさんプロフィール〉
 大阪府堺市出身。2003年に宝塚歌劇団に入団し、芸名花咲りりかとして花組に配属。退団後、芸名をRiRiKAと改名し、『ミス・サイゴン』エレン役等、数々のミュージカルで活躍。またミュージシャンとしてのソロ活動も精力的に行っており、11年にはユニット「ファンタスマゴリック」を結成、構成・演出・作詞作曲を全て自らで手がける華やかでユニークなライブを繰り広げている。13年にはソロアルバム「ラストダンスは私に」をリリース。『コンセプションII 七星の導きとマズルの悪夢』のOPとED、『モンスターハンター10周年 コンピレーション・アルバム【トリビュート】』でメインテーマ「英雄の証」の歌唱を担当。その他数々のアニメ・ゲーム作品に携わるなど、活躍の幅を広げている。また、シネマジーンの新作映画のレビュー番組、bayFMにてラジオ番組のパーソナリティも担当するなど、トークの面白さにも定評がある。

RiRiKAホームページ
http://ririkadegozaimasu.jimdo.com

〈四宮貴久さんプロフィール〉
 国立音楽大学音楽学部声楽科卒業後NYへ渡米。American Musical And Dramatic Academy卒。アメリカ国内にてAEA、SAG、AGVAの各俳優協会に所属。出演作に全米ツアー「王様と私」、スイス「ウエスト・サイド・ストーリー」、米地方公演「ピーター・パン」「モダン・ミリー」ほか。ダンサーとしてユニバーサル・スタジオ・ハリウッドを含む様々なベニューで出演し、韓国でも舞台を踏む。日本では「ミス・サイゴン」「パイレート・クィーン」ほか、愛媛・坊っちゃん劇場にて主演したミュージカル「誓いのコイン」はロシアに招聘され、モスクワ、オレンブルクにて成功を納める。演出、振付、指導と全国多岐に活動し、自ら翻訳・演出した作品には「王様と私」「あなたはいい人チャーリーブラウン」など。2015年3月からはNYブロードウェイ、リンカーン・センター・シアターにてケリー・オハラ、渡辺謙主演の「王様と私」に出演予定。国、地方関係なく文化の橋渡しとなる活動を志す。

四宮貴久オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/atsuhisa-shinomiya/

続き(有料部分)を読む

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◆ミュージカル「TRAILS」
《東京公演》2015年1月28日(水)~2015年2月1日(日) 池袋シアター・グリーン BIG TREE THEATER
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.trailsthemusical.jp/

《筆者プロフィール》岩橋朝美 フリーエディター、フリーライター。WEBおよび出版を中心に、企画、編集、取材、執筆を行う。エンタテインメント、女性、仕事など、幅広いテーマで活動。