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――共通点がありましたね。共通点といえば、おふたりとも「銀河英雄伝説」(銀英伝)にご出演されていますね。
中川・蓮水:そうなんですよ!
蓮水:舞台版は映像で拝見したんですが、残念ながら中川さんが出ている回を拝見していなくて……。
中川:僕は宝塚版を拝見しました。すごかったですよね。
蓮水:小池(修一郎)先生もお稽古中大変そうでした。あの長編をまとめるのが……。
中川:そうですよね。僕たちがやらせてもらっている銀英伝は、かなり細切れで。
蓮水:○○編など、分かれていますもんね。
中川:宝塚の銀英伝を見たときに、「すげぇ!超大作になっている!」って(笑)。
蓮水:(笑)。
中川:帝国軍側のロイエンタール役でしたよね?
蓮水:はい。片目だけにブルーのカラーコンタクトを入れて、目元のメイクも色を変えたんです。舞台なので、カラーコンタクトだけでは金銀妖瞳(ヘテエロクロミア=左右の瞳の色が違うこと)の魅力が伝わらないかなと。「銀河英雄伝説」は宝塚でやると決まって初めて知ったんですが、宙組の中でも元々好きだったという人がひとりぐらいで。やることが決まってから、皆で勉強して、小説も、マンガも、アニメも、全部見てハマりました。
中川:宝塚版を見てわかったことが結構あったんですよ。こういうことかと(笑)。
蓮水:(笑)。
――私はアニメでハマったんですが、銀英伝好きの目線でみると、それぞれに違っていて、どちらの舞台も面白かったですね!
蓮水:ぜひ続きをやって頂きたいです。
中川:ほんとうですね。僕も見たいです。ヤンが死ぬところがハイライトですが、そこまで辿(たど)り着くことができるのだろうか? 原作は素敵な言葉がいっぱいありますから、深くて面白いですね。。
中川:いろいろお聞きしたいことがあるんですけれど……今日はじめてお会いしましたが、もうすっかり女性らしいですよね。
蓮水:(笑)。髪が伸びただけでも大分変わった気がします。高校までは長かったんですけれど、音楽学校に入ってから15~16年ずっとショートヘアだったので。
中川:ちなみに僕の舞台を何か見て頂いたことはありますか?
蓮水:地球ゴージャスを拝見しました。
中川:「Xday」!
蓮水:同じ宙組だった陽月華さんが退団後出演されていて、見に行ったんです。
中川:僕は、蓮水さんを銀英伝で初めて拝見したときに、すごくスレンダーなのにかっこいいのがすごいなと思ったんです。普通、女性は細いと華奢だと思うんですけれど、華奢に見せなくてかっこ良く見せるという見せ方がすごいなと。
蓮水:でも筋肉質なんですよね。