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特集 【公演評】「ハムレット」
お前は誰だと問われ、その手がかりをつかみ取る

2015年3月17日更新
写真:「ハムレット」公演から、オフィーリア役の満島ひかり(左)とハムレット役の藤原竜也=撮影・渡部孝弘 「ハムレット」公演から、オフィーリア役の満島ひかり(左)とハムレット役の藤原竜也=撮影・渡部孝弘

 2015年、80歳を迎える演出家・蜷川幸雄の記念作品「ハムレット」が、このほど埼玉・彩の国さいたま芸術劇場と大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演された。3月には台湾公演、5月にはロンドン公演が続く。(ライター・桝郷春美)

 タイトルロールのハムレットを演じるのは藤原竜也。蜷川演出で12年ぶり2度目のハムレットを演じている。ヒロインのオフィーリア役に満島ひかり、兄のレアーティーズ役に満島の実弟・満島真之介、ハムレットの母・ガートルード役に鳳蘭、叔父・クローディアス役と暗殺された父の亡霊役にかつてハムレットを演じた平幹二朗。

 1978年、平幹二朗主演版を皮切りに、これまで異なる演出で「ハムレット」を上演してきた蜷川。8度目の今回、「2015年に生きる我々すべてが『お前は誰だ』と問われている。その思いで『ハムレット』をやろうとしています」とコメントしている(公演プログラムより)。

 傘寿の世界的演出家・蜷川幸雄が2015年の今、芸術で問うたもの。それが生の舞台でどう表れ、観客はどう受け止めるのか。観劇の最中は常に問われている感覚を受け続け、その問いに対する手がかりを作中からつかみ取ろうと、気づけばそんな意識で見ていた。

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◆「ハムレット」
《東京公演》2015年1月22日(木)~2月15日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
《大阪公演》2015年2月20日(金)~3月1日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
※この公演は終了しています

《筆者プロフィール》桝郷春美(ますごう・はるみ) 福井県小浜市出身。人生の大半を米国ですごした曾祖父の日記を読んだことがきっかけでライターを志す。アサヒ・コム編集部のスタッフとして舞台ページを担当し、2012年1月よりフリーランスのライターとして活動。朝日新聞デジタルでの取材・執筆のほか、人物ルポを中心に取り組む。