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特集 (1)浅黒く精悍な明日海、攻めのルックスで深まる魅力

2015年3月27日更新
写真:「カリスタの海に抱かれて」公演から、シャルル役の明日海りお=撮影・岸隆子 「カリスタの海に抱かれて」公演から、シャルル役の明日海りお=撮影・岸隆子

 今から28年前、カリスタ島はフランス軍の統治下にあり、島民たちは奴隷のように働かされていました。そんな中、アルド(高翔みず希)が独立運動を起こしますが、志なかばで捕らえられてしまいます。「私が処刑されるこの日に生まれた男子が、カリスタを独立へ導く」という言葉を残して……。

 運命のその日に生を受けたシャルル(明日海)とロベルト(芹香)。生まれた時から兄弟のように育ちながらも、やがて2人の歩く道は大きく離れていきました。シャルルはフランス軍のカリスタ島守備隊司令官、ロベルトはカリスタ独立を目指すグループのリーダーに。敵対する立場となった彼らが、20年の時を経て、再び出会うところから物語は始まります。

 故郷カリスタ島に帰ってきたシャルルはロングヘアも麗しい青年将校で、浅黒く精悍(せいかん)な顔つきと軍服姿がりりしい。可愛らしいイメージの明日海さんが“攻め”のルックスで、思わずドキっとさせられます。「エリザベート」でも証明した安定感抜群の歌唱力は、客席の気持ちを自然に物語の中へと引き込んでいき、優しい歌声が耳をくすぐり、その心地よさがたまりません。上質な歌は、宝塚という夢の世界に思う存分浸らせてくれる魔法のつえのよう。優しさと甘さの中にたくましさも加わり、明日海さんの魅力がますます深まっています。

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