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特集 (4)赤ん坊から芸能界、でもバイトもしてました

2015年4月27日更新
写真:山本耕史=撮影・宮川舞子 山本耕史=撮影・宮川舞子

――物心がつく前から芸能の世界にいて、自分が人と違うところにいるんだと気づかれたのはいつ頃ですか?

 小学校低学年ぐらいだと思います。でも、学校もきちんと行っていたし、「レ・ミゼラブル」をやっていた頃は早退もよくしていたけれど、友達も「いってらっしゃい」という感じで送ってくれて特別扱いはされなかったです。

――自分の意思で始めていないこの仕事を、自分でやっていくぞと思われたのは?

 20歳の頃に「RENT」に出会ったときですね。こういう作品があって、自分にこんなことができるのかと。こういうものならばやってみたいと思いましたし、この仕事を職業としてやっていくんだ、一生の仕事にしていくんだなということを感じた作品です。

――そうなんですか?

 赤ん坊からやっているわけですから、仕事が終わったらお小遣いやお菓子をもらったりするぐらい。それまではバイトもしていましたから、お金をもらう仕事は自分でちゃんとバイトをして稼ぐという感じでした。

――どんなバイトをしていたんですか?

 台湾料理屋でウェイターをしてました。

――その時間は楽しかったですか?

 楽しかった! これだけの時間で、こういう風に仕事をすると、これだけのお金をもらえるというのを知ることができました。だから非常に真面目だったし、仕事もできましたよ(笑)。

――それは普通の感覚を養うのにすごく大事ですよね。

 今でこそもうムリだろうけれど、俳優じゃなくてもなんでもできると思っていました。俳優の仕事ではあまり思わなかったけれど、働くということが楽しいと思っていました。遅刻もいっさいしなかったですね。バイトをやめたきっかけだって、俳優の仕事が忙しくなってきて、バイトに行けなくなってきたからなんです。

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