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特集 (4)衣装を一緒に考えていた宝塚時代、今も仮縫いが好き

2015年5月26日更新
写真:大空祐飛=撮影・伊藤華織 大空祐飛=撮影・伊藤華織

――ひとつの舞台を終えたあと、次の舞台までの時間はどんなことをして過ごしているんでしょうか。

 休みの期間はいろんな人に会いますね。自分と違うお仕事をしている人たちに会ってお話を聞いたりします。

――最近会って刺激を受けた人だったり、会ってみたい、気になる人を教えてください。

 誰かいたと思うんですけど……(笑)。最近、洋服を作っている人、すごくこだわって洋服を作っている人の、お話を聞いてみたいとは思いました。

――どうしてそう思ったのですか?

 普通は買った洋服を着るわけですけど。舞台って、役者に合わせて衣装を作ります、自分の体形に合わせて。洋服って、1ミリの違いで見え方が違うんですよね。その過程が大好きで。この間、舞台を見に行ったときに偶然デザイナーさんと席が隣になったんです。その時、その方が「洋服って一瞬で伝えるものだけど、舞台は長い時間で伝えるものだからまどろっこしく感じるんだ」っておっしゃって。確かに、服は一瞬で伝えるメッセージなんだなって思った時に、そこに込める瞬発力とかエネルギーって面白いなと思ったんです。

――もともと舞台衣装にはこだわりがある方ですか。

 宝塚時代はたくさん作ってもらいました。なかでも、スーツは似合うサイズ感を見つけて、演じる作品の国とか時代に合わせて考えて作っていたので、スーツを仕立てていたときのことは印象に残っています。自分が着た時にその時代感に合わせるためにもうちょっと太くしようとか、もうちょっとこういうラインにしようとか。一緒にデザイナーさんと作っていったのがエキサイティングな作業でした。今でも仮縫いが大好きですね(笑)。

――プライベートでは好きなファッションスタイルはありますか? モノトーンのコーディネートがなんとなく大空さんの印象ですが。

 黒が多いのは、黒でそろえておくとどの服でもコーディネートしやすいし、黒だったら間違いないと思っている感じもありますね(笑)。でも最近は、いつも黒じゃなくても……って思っています。

――今日のスタイルは、けっこう珍しいんですね。

 今日はスタイリストさんに用意してもらいました(笑)。

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