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特集 【公演評】「トロイラスとクレシダ」
鋭い演出と芝居達者な役者たちに引き込まれる

2015年7月29日更新

 舞台「トロイラスとクレシダ」が東京・世田谷パブリックシアターで上演中だ。この公演は、世田谷パブリックシアター・文学座・兵庫県立芸術文化センターの共同制作。浦井健治、ソニン、岡本健一、吉田栄作、さらに文学座から、渡辺徹、今井朋彦、横田栄司、江守徹らが出演している。(フリーランスライター・岩村美佳)

 この作品は、トロイラスとクレシダの愛の物語でもあり、トロイとギリシャの戦いの物語でもある。シェークスピア作品のなかでも、「問題劇」と呼ばれており、上演機会も少ない。悲劇、喜劇、歴史劇など、さまざまな要素が盛り込まれており、ひとつに分類しにくい作品だ。

 実際に作品を見てみると、トロイラスとクレシダが結ばれて引き裂かれ……という場面では「ロミオ&ジュリエット」を思い出したり、道化役のサーサイティーズ(斎藤志郎)とアキリーズ(横田)らの軽妙なやりとりの場面では「十二夜」みたいだと思ったり、国同士が戦う場面では、「ヘンリー六世」を思い出した。ひとつの物語のなかで、喜怒哀楽が存分に盛り込まれており、観客の心情もさまざまに動く。鵜山の鋭い演出と芝居達者な役者たちに引き込まれ、前のめりに観劇した。

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◆「トロイラスとクレシダ」
《東京公演》2015年7月15日(水)~8月2日(日) 世田谷パブリックシアター
《石川公演》2015年8月7日(金)~9日(日) 能登演劇堂
《兵庫公演》2015年8月15日(土)~16日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
《岐阜公演》2015年8月20日(木) 大垣市民会館 大ホール
《滋賀公演》2015年8月23日(日) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2015/07/post_405.html

《筆者プロフィール》岩村美佳 フリーランスのフォトグラファー、ライター。舞台関係、ファッションなどを中心に撮影してきた経験をいかし、ライターとしても活動している。「目に浮かぶ言葉」を伝えていきたい。