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特集 【公演評】「ラ・マンチャの男」
ドン・キホーテの言葉に、自分自身を顧みる

2015年9月16日更新
写真:「ラ・マンチャの男」シアターBRAVA!公演から=東宝演劇部提供 「ラ・マンチャの男」シアターBRAVA!公演から=東宝演劇部提供

 松本幸四郎のライフワークともいえるミュージカル「ラ・マンチャの男」が、大阪・シアターBRAVA!で幕を開けた。アルドンザ役の霧矢大夢をはじめ、新キャストを迎え、また新たな歴史が刻まれている。(フリーライター・黒石悦子)

 1965年にブロードウェーで初演され、66年にはトニー賞ミュージカル作品賞ほか5部門を受賞した本作。日本には69年に上陸し、当時26歳だった幸四郎が本作との出合いを果たした。そして現在に至るまでの総上演回数は1200回以上で、約50年近くもの間、作品と共に歩み続けている。

 主人公のドン・キホーテ/セルバンテスが、従僕のサンチョとともに見果てぬ夢を追い求めて突き進む様を描いた本作。その姿は、幸四郎が73歳を迎えた今も「ラ・マンチャの男」にチャレンジし続ける姿にも重なり、2時間10分ほぼぶっ続けで見せる、そのパワフルで熱のこもった演技にグイグイとひきつけられる。また、「いかに生きるべきかを考えよ」というような、要所のセリフにはハッとするものがある。男に身体を売っていたアルドンザがキホーテの言葉で変わっていったように、見る者も自身を顧みることになるだろう。

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◆ミュージカル「ラ・マンチャの男」
《大阪公演》2015年9月2日(水)~21日(月・祝) シアターBRAVA!
《長野公演》2015年9月26日(土)~28日(月) まつもと市民芸術館
《東京公演》2015年10月4日(日)~27日(火) 帝国劇場
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.tohostage.com/lamancha/index.html

《筆者プロフィール》黒石悦子 兵庫県出身。情報誌の演劇担当を経て、フリーライターに。演劇、映画などエンタテインメントを中心に、雑誌やWEBなどで執筆。グルメや街歩きスポットなどの取材・執筆も行う。