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特集 (2)身をもって「戦い続ける姿」を見せる幸四郎

2015年9月16日更新
写真:「ラ・マンチャの男」シアターBRAVA!公演から=東宝演劇部提供 「ラ・マンチャの男」シアターBRAVA!公演から=東宝演劇部提供

 「事実とは真実の敵なり」「現在の自分を愛さず、将来の自分を愛せ」「一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に折り合いをつけて、あるべき姿のために戦わないことだ」など、セルバンテスやキハーナ、キホーテが要所で放つ言葉の数々。50年たっても支持され続ける作品の魅力は、日々奮闘しながら生きる人たちや、ちょっと弱気になった人たち、すべての人の背中を押してくれるようなメッセージが詰まっているからではないだろうか。そしてそれを演じながら身をもって「戦い続ける姿」を見せる幸四郎。73歳という年を感じさせない身のこなしに、テンポの良いセリフ回し、伝えるべき言葉はより心を込めて観客へと届けている。

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