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特集 【インタビュー】ミュージカル「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」出演
蘭寿とむ、変わっていく自分を楽しみながら挑戦したい

2016年2月19日更新

 ミュージカル「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」で、ダブルキャストでデロリス役にのぞむ蘭寿とむ。スターファイルでは、2014年5月の宝塚卒業後、歌にダンスに芝居にと新境地を開く蘭寿に、デロリス役への思いや近況などを聞いてみた。(演劇ジャーナリスト・中本千晶)

 インタビューは制作発表の後、熱気も冷めやらぬ中で行われた。アフロヘアにシスターの衣装を身につけ「いよいよ始まるんだな!」と実感したという蘭寿。制作発表では劇中の楽曲「シスター・アクト」も熱唱したが、「緊張の中にもデロリスという役を作り上げていく意気込みが生まれてきた」という。

 宝塚卒業後は、特に歌において進境著しいが、やはり男役としてではなく女性としての自然な声で歌う中で「歌うことの楽しさ」が目覚めていったようだ。昨年はアルバム「L’Ange」もリリースしたが、さまざまなジャンルの楽曲に挑戦する過程で、自分の声に関しても多くの発見があったのだという。

 宝塚時代はどちらかというと骨太な男っぽさが売りの男役だったのに、卒業後はあっという間に華麗なる女優へと転身してみせた。何か秘訣(ひけつ)があったのかと聞いてみたが、素の自分は宝塚時代も今も変わっていないのだそうで、「つまり『自然な私が女性らしかった』ということですね!」とおどけて答えてくれた。逆に「宝塚時代は、そこまで男役が作り込めていたんだな」とも思うのだそうだ。

 女性としての芝居や歌、ダンスにもごく自然に取り組むことができた。当初は「できるのかなあ」という不安もあっただけに、それが意外で自分でも発見だったという。歌はもちろん、ダンスも芝居もまだまだ新たな可能性があると感じ始めた今、「このまま変わっていく自分を楽しみながら、まだ挑戦を続けたい」と意欲的に話してくれた。

 制作発表とインタビューが行われたのは、ちょうど「地球ゴージャス」の公演期間中だった。貴重な休演日にもかかわらず元気いっぱいな様子からも、舞台人として女性として充実した様子が伝わってくるインタビューとなった。

※会員ページにはインタビューの全文を掲載しています。ぜひお読み下さい。

〈蘭寿とむさんプロフィル〉
 元宝塚花組男役トップスター。1996年、宝塚歌劇団へ首席で入団。「CAN―CAN」で初舞台後、花組に配属。06年4月、宙組へ組み替え。11年4月、花組に組み替え、トップスターに就任。「ファントム」「サン=テグジュペリ」「オーシャンズ11」「戦国BASARA ―真田幸村編―」などに主演し、14年5月、「ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛―」「TAKARAZUKA∞夢眩」にて退団。退団後の主な作品は、「ifi」「SHOW―ism VIII ∞ 【ユイット】」「TAKE FIVE」「The Love Bugs」。CD「L’Ange」のリリースやコンサート、ドラマなど、活動の場を広げている。

(蘭寿とむオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/ranjunokai/

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◆ミュージカル「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」
《東京公演》2016年5月22日(日)~6月20日(月) 帝国劇場
ほか、全国ツアー公演あり
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.tohostage.com/sister_act/index.html

《筆者プロフィール》中本千晶 フリージャーナリスト。宝塚歌劇に深い関心を寄せ、独自の視点で鋭く分析し続けている。主な著作に『宝塚読本』(文春文庫)、『なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか』(小学館新書)、『タカラヅカ流世界史』『タカラヅカ流日本史』(東京堂出版)など。2015年10月に『宝塚歌劇は「愛」をどう描いてきたか』(東京堂出版)を出版。NHK文化センター講師、早稲田大学非常勤講師。