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特集 (1)お互いに習ってきたことを出し合って集結

2016年6月10日更新
写真:湖月わたる=撮影・伊藤華織 湖月わたる=撮影・伊藤華織

――先程、水さん先導で踊られていたのはこの公演のものではないんですか?

水:公演のふりではないんですが、振り付けのホセさんのレッスンに行ったときにやって頂いたふりなんです。

――それを自主的に皆さんで共有されていたんですね。

全員:そうなんです!

湖月:みんなで助け合って(笑)。お互いに習ってきたことを出し合って集結しています。

――ホセさんのエッセンス的なものを伝えていらっしゃるんですか?

水:そういうわけではないんですが。ホセさんはすごく優しくてていねいな方で、カウントも日本語で言ってくださって。非常に覚えやすかったですね。

――福岡まで行かれたんですよね?

水:行きました。もう、必死です。

全員:(笑)。

――すごいですよね。福岡までレッスンに行くって当たり前の感覚なのかなと思って。

湖月:当たり前じゃないと思います!

水:ホセさんがたまたま日本にいらっしゃっているとお聞きして、「なぬ!」と思って行きました。

――水さんと緒月さんがフラメンコレストランに行かれたとブログで拝見しました。

水:エル・フラメンコ! すごかったね。

緒月:すごかった……。また不安になりました。

全員:(笑)。

湖月:そうだよね。

緒月:純粋に楽しめないんです。

水:私もそういう時期があって、見れば見るほど不安になってきて……でも、そこを超えたら私は楽しくなってきたかな。

緒月:なるほど。

水:フラメンコのカウントは12なんですが、「llamada(ジャマーダ)」という合図が入ったら10で終わるというルールがあって、これはお約束で、誰も何も言わなくても10で終わる。それがわかってくると、「お! 終わった!」と面白くなってくる(笑)。(水さんが手を鳴らして実演してくれました)

湖月:知れば知るほど面白くなるよね。どんどんハマっていく。

水:そのシステムがわからないと、何で? 何で?となってしまいますよね。

湖月:解明できないとね。

緒月:全然わからなくて、ただずっと見てました。

全員:(笑)。

緒月:楽しみ方が水さんと違った感じがします(笑)。

――湖月さんはフラメンコはいかがですか?

湖月:私は、宝塚で「激情」という作品に出演したとき、闘牛士のエスカミリオ役だったので、フラメンコは踊らなかったのですが、みんなで大阪のフラメンコレストランに行ったりしたんです。

水:そうなんですか!

湖月:カルメン役の花總まりちゃんの踊りを、蘭このみ先生が振り付けにいらしていて、すごいなと思ったんです。民族的なものを習得されて、踊りだした瞬間に世界が変わるというか。昨年からレッスンをはじめて、今年の年明けから、パブロ・セルバンテスさん、蘭先生にいろいろ基礎的なことを教えて頂いて、今、自分で体に染み込ませているところです。

――そのあたためた素材がいよいよこれから実践に入るということですね。

湖月:そうですね。それをみんなで持ち寄って、助け合って。

――緒月さんはいかがですか? 今日はずっと恐縮していらっしゃるようですが……。

湖月:このシリーズにも初参加だからね。

水:そうそう。

湖月:私たちと原田薫さんはこのシリーズを一緒にやってきているのですが、ニューフェースだもんね。

――しかも、ニューフェースがおひとりですもんね。

緒月:はい。

湖月:男性にひとり大貫勇輔さんもいらっしゃいます。大丈夫。すぐなじめるよ!

緒月:……はい。

全員:(笑)。

水:宝塚を退団してからのダンス公演が初めてだというから、それもまた大変な気持ちになってしまうのかもね。

緒月:ずっとお芝居に出させて頂いていたので。

――おふたりと一緒にいらっしゃっていかがですか?

緒月:もう、頼もしいのひと言です。メンバーを聞かせて頂いた時点で、「ああ、本当にありがとうございます……」と思いました。

湖月・水:(笑)。

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