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特集 (4)偉大な人物に重ね、龍の個性を徹底的に見せる

2016年6月27日更新
写真:「NOBUNAGA」公演から、織田信長役の龍真咲=撮影・岸隆子 「NOBUNAGA」公演から、織田信長役の龍真咲=撮影・岸隆子

 オルガンティノ役の千海さんもブロンドの髪が似合う異国の人。愛らしいルックスはそのままヨーロッパ映画に出演できそうな美しさです。演技も歌もダンスも出来る実力派なので、幅広い役柄でこれからもますます活躍が期待できそう。

 そして今回、注目が集まったのが、妻木を演じる朝美さんです。ふだんは男役ですが、端正なマスクで絶世の美女へと変身。網タイツの女忍者風スタイルも色っぽくて、ロルテスにかがされた煙に酔い、信長とからむシーンはひときわセクシーで、思わずドギマギしてしまいます。後半には森蘭丸役としても登場し、公演を重ねるごとに演技の幅も広がってきました。

 それぞれのベースとなるキャラクターやおおまかな史実は再現しながらも、巨大な象を出現させ、斬新な衣装やロック・ミュージカルの演出は、歴史ものではなく、純粋に「宝塚のNOBUNAGA」として楽しませてくれます。なにより織田信長という破天荒かつ偉大な人物に重ねた、龍さんの個性を徹底的に見せた公演といえるでしょう。

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