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特集 (1)今までの積み重ねを注ぎ込めば怖がる必要はない

2016年7月29日更新
写真:太田基裕=岩村美佳撮影 太田基裕=岩村美佳撮影

――この作品への出演依頼があったとき、お二人はどのような反応をされたのでしょうか?

太田:ミュージカルの経験がたくさんある方ではないので、本格的なミュージカル作品に出させてもらえるのはありがたいなと思いました。やっぱり不安も大きかったですが、廣瀬智紀も一緒に出ると聞いて安心しました。いろんな意味でね(笑)。

――どんな意味で?

太田:もともと仲がいいので、不安なときも支え合いながら、できるんじゃないかなと思っています(笑)。

廣瀬:僕はミュージカル自体が本当に初めてなので、この作品は自分自身への挑戦です。お声がけいただいた方も「廣瀬くんにとって、新しい一歩になれたら」と言ってくださったので、全力で挑みたいと思いました。僕が初めて見たミュージカルは「イン・ザ・ハイツ」という作品だったのですが、キャストの方々が本当に楽しそうで、すごくうらやましかったんです。だから今回も、もちろん緊張やプレッシャーもありますが、全力で楽しめたらと思います。

――お二人で共演と知ったときに、何かお話しされましたか?

太田:「ヤバいよヤバいよ。どうするどうする」って(笑)。

廣瀬:「え?? やるの?」と言われました(笑)。

太田:いや、廣瀬くんにミュージカルのイメージがなかったから、素直にびっくりしたんです。僕は今やらせてもらっている「ジャージー・ボーイズ」が初めての本格的なミュージカル作品なので、ご一緒している先輩で仲良くしてくださっている方に話を聞いたら「俺たちと戦おうとするのは間違っている」と言われて、なるほどと思いました。

廣瀬:そういう相談をしたの?

太田:そう。それで「僕はどういう立ち位置でやればいいんですか」と、大好きな先輩だから聞いたの。ちなみにイニシャルでは……。

廣瀬:なんでそこでイニシャルトークするんだよ(笑)。

太田:吉原光夫さんなんですけどね(笑)。「歌で戦おうとか、そういうのは別にいらない。お前は今まで29年生きてきて役者としてやってきたわけだから、その魅力で俺たちとコラボすればいい」と。

廣瀬:コラボ? セッション?

太田:セッションじゃないなあ。

廣瀬:ユニゾン? シンクロ?

太田:とにかく、自分らしさをうまく表現できれば全然問題ないと言われて、腑(ふ)に落ちたんです。今まで生きてきて積み重ねてきたものを注ぎ込んでいけば、怖がる必要はないんだなと思いました。

――ミュージカルの世界では太田さんの方がちょっと先輩ということですね。

廣瀬:いや、大先輩ですよ。でも、そんな人が不安だと感じているということは、僕自身はもっとやばいです。

――コメント動画では「予習していきたい」っておっしゃってましたけど、予習は進んでいますか?

廣瀬:まずは太田くんも出ている「ジャージー・ボーイズ」は絶対に見に行こうと。

太田:ホントかよ(笑)。

廣瀬:こうやって言ってしまえば……。

太田:そうだね、そうだね。もう絶対だからね。

廣瀬:ミュージカルに触れる努力はしたいと思っています(笑)。できることはいろいろやっていかなきゃ。

太田:まあ、ミュージカルもお芝居ですからね、変わらないんじゃないですか。

廣瀬:変わらないですか?

太田:変わらないです(笑)。先輩に聞いたときにもそう感じたから。変に気負わなくてもいいし、自分らしくやろうと思います。

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