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特集 【インタビュー】舞台デビュー10周年
伊礼彼方、観客のみなさんと一緒に進化していきたい

2016年10月7日更新

 8月に舞台デビューから10年を迎えた伊礼彼方。今年は8月までに5本の舞台作品に出演するという過密スケジュールで、いまや引っ張りだこの俳優だ。これまでを振り返り、ミュージカルでもストレートプレーでも活躍する思いや葛藤を聞いた。(フリーランスライター・岩村美佳)

 2006年にミュージカル「テニスの王子様」で舞台デビューをし、08年ミュージカル「エリザベート」ではルドルフ役に抜擢(ばってき)、09年ミュージカル「The Musical AIDAアイーダ」ではラダメス役と、このままミュージカルの王道を進むのかと思っていたら、ストレートプレーへと主戦場を移していった。そのときの思いを聞くと、危機感を覚えたからだという。「ミュージカルには歌もダンスも芝居もあって、ストレートプレーよりも面白いものができるはず。でも、多くのミュージカルは歌とダンスをどうしても重要視して、芝居を二の次にする傾向があった。もっと芝居を大切にしたいという思いでストレートプレーの世界に修行に出て、そして、次にグランドミュージカルに出演するときには自分が理想とする芝居作りをしたいと思っていた」と率直に語った。

 今年、ミュージカル「グランドホテル」でフェリックス・フォン・ガイゲルン男爵役を好演。久しぶりのグランドミュージカル出演となったが、色気と危険さが魅惑的でハマリ役だった。縦横無尽に舞台を使い、まさに語るように歌う。その魅力のとりこになった観客は多いだろう。伊礼は「これまでの経験を全面的に試せた現場。演出家チームが外国人で、日本の型にとらわれず向こうの感覚でやっていた。歌は芝居なんだという感覚が僕の感覚に近かったし、仲間と共に自由にやらせてもらえた結果、みなさんに評価して頂き、やっぱり間違っていないんだと思った」と振り返る。

 ミュージカルの世界に飛び込んで抱いた疑問に真正面から取り組み、模索を続けた結果、自らの理想とする作品にたどり着いた。さらに、同じ考えをもつ仲間に出会うこともできた。「僕は突破口を開き続けてきたつもりだったが、『グランドホテル』で出会えた仲間が、実はそれぞれの現場では発言していたことを知った。芝居をともに作る仲間や、制作側、さらに、伝えてくれる批評家やマスコミのみなさん、そして観客のみなさんと組んで一緒に進化していきたい」と熱い思いを語った。

※有料ページでは、10年間の思いについて詳しく、さらに、ミュージカルの現場から離れて歌がうまくなった理由、カンパニーとの関わり方や今後のビジョンなどについて深く語っています。ぜひご覧ください。

〈伊礼彼方プロフィル〉
 沖縄県出身の父とチリ出身の母の間に生まれる。幼少期はアルゼンチンで過ごし、その後、横浜へ。中学生の頃より音楽活動を始め、ライブ活動をしていたときにミュージカルと出会う。その後、ミュージカルやストレートプレー、コンサートなど、ジャンルや役柄を問わず、幅広い表現力と歌唱力を武器に多方面で活動中。最近の主な出演作は、「王家の紋章」「あわれ彼女は娼婦(しょうふ)」「グランドホテル」「ピアフ」など。

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【フォトギャラリーはこちら】

《伊礼彼方・今後の出演作品》
◆「サバイバーズ・ギルト&シェイム」
2016年11月11日(金)~12月4日(日) 紀伊國屋ホール
詳細はこちら⇒http://www.thirdstage.com/knet/survivors/

◆「お気に召すまま」
2017年1月4日(水)~2月4日(土) シアタークリエ、ほか地方公演あり
詳細はこちら⇒http://www.tohostage.com/asyoulikeit/

◆ミュージカル「王家の紋章」
2017年4月帝国劇場、5月梅田芸術劇場メインホール
詳細はこちら⇒http://www.tohostage.com/ouke/2017.html

◆ミュージカル「ビューティフル」
2017年7月~8月帝国劇場
詳細はこちら⇒http://www.tohostage.com/beautiful/

《筆者プロフィール》岩村美佳 フリーランスのフォトグラファー、ライター。舞台関係、ファッションなどを中心に撮影してきた経験をいかし、ライターとしても活動している。「目に浮かぶ言葉」を伝えていきたい。

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