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特集 (2)「ああ、このティボルトと……」と思わせたら勝ち、でしょ?

2016年11月7日更新
写真:渡辺大輔=岩村美佳撮影 渡辺大輔=岩村美佳撮影

――お互い、相手のティボルトはどんな風になるだろうと思いますか? たとえば渡辺さんが予想する、広瀬さんのティボルトは?

渡辺:今まで広瀬っていう人間を見てきて、どんなティボルトになるか、俺も想像したんですよ。

広瀬:想像したの?……もう! やめてよ!!

渡辺:そういうポーズは載らないから!

広瀬:広瀬、手で胸を隠しました。

渡辺:っていうような感じのティボルトですかね? もしかしたら。

――それは新しい!

渡辺:新しすぎて、もうおかしいですよ(笑)。ヒロはあまり多くを語る人ではないので、ちょっとしたところで笑いを取ったかと思えば、「あ、俺はいいや」とか言ってすっと去っていく感じ。自分なりに頑張って努力しているのに、それを表に出さない。ある部分ティボルトに似てるんですよね。だから、そのままの自分の感じでいったら面白いよね。

――「1789」で広瀬さんのお相手だった凰稀かなめさんも、宝塚で初代ティボルトをされていますよね。

渡辺:「1789」って、ティボルトが俺たちも含めたら5人いたんですよ。(上原)理生がいて、(加藤)和樹がいて、凰稀さんがいて、で、俺たち2人。

――本当だ。すごいですね! 広瀬さんから見て、渡辺さんのティボルトはどんな感じになりそうでしょう?

広瀬:うーん、胸板が厚くて……。

渡辺:体の特徴とか、そういうことじゃないんだよ(笑)。そう言われたら、そこしか考えなくなるだろ~。

広瀬:胸板が厚くて、すぐ「フン!」って言うティボルトじゃないでしょうか。

――フン!って言うんですか?(笑)

渡辺:いやいや、もっといいこと言ってよ。

広瀬:いいことしかないよ。っていうか、さっき小池先生も「ティボルトには色気が必要」とおっしゃっていたけれど、大ちゃんのティボルトはすごく魅力的なかっこいい男になると思う。もちろん女性から見てもそうだし、男からしてもかっこいいと思える、危なっかしくて壊れそうで、でも、強がってあらがっている、そんなギリギリな色気がイメージできますね。

――なるほど。

広瀬:大ちゃん、もともと色気があるから。やっぱり胸板も厚いし(笑)。

渡辺:またそこ!

広瀬:側から見ても感じる大ちゃんの色気を、ティボルトという役でどう出してくるのか? もちろん、僕もそうありたいと思ってる。でも、同じことをやっても大ちゃんと僕では、たぶん違う種類の色気になるんじゃないかと思います。

渡辺:ティボルトって母性本能をくすぐるタイプですよね。だから、ジュリエットのような若い女の子が「ティボルト様ステキ!」となるんじゃなくて、どちらかというと酸いも甘いも知っているような大人の女性のほうが、この役にハマるんじゃないかなと想像しますね。

広瀬:大人の女性かあ~!

渡辺:何だよ、急に(笑)。要は「ああ、このティボルトと……」と思わせたら勝ち、でしょ? それぐらいのことを目指して、色気もそれ以外も出していこうと、俺は考えています。

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