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特集 (3)「やっぱり柚希礼音は偉大なスターだ!」

2016年10月18日更新
写真:「バイオハザード」公演から=(C)GEKKO 「バイオハザード」公演から=(C)GEKKO

 ミュージカル初主演となる柚希は、女性としての可愛らしさから、元・男役ならではのりりしさまで、宝塚時代以上に多面的な顔を見せてくれる。リサが記憶を取り戻し始め、もともと備わっていた力を発揮し始める瞬間は見ものだ。それは柚希自身が彼女ならではの力を発揮し始める瞬間のようでもある。「私だけにできることをやる」というリサの決意は、この作品の根底に流れる大切なテーマだ。

 この作品、「ゲームの世界観を守る」ということだけが条件だったという。そのためだろうか、役者が作品に合わせるのではなく、作品の方が主演の柚希に歩みよっている感じを受けた。柚希にはそうさせる力がある。「やっぱり柚希礼音は偉大なスターだ!」と、改めて思ったのだった。

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◆ミュージカル「バイオハザード -ヴォイス・オブ・ガイア-」
《東京公演》2016年9月30日(金)~10月12日(水) 赤坂ACTシアター
《大阪公演》2016年11月11日(金)~16日(水) 梅田芸術劇場メインホール
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://musical-biohazard.com/

《筆者プロフィール》中本千晶 フリージャーナリスト。宝塚歌劇に深い関心を寄せ、独自の視点で鋭く分析し続けている。主な著作に『宝塚読本』(文春文庫)、『なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか』(小学館新書)、『タカラヅカ流世界史』『タカラヅカ流日本史』(東京堂出版)など。2015年10月に『宝塚歌劇は「愛」をどう描いてきたか』(東京堂出版)を出版。NHK文化センター講師、早稲田大学非常勤講師。

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