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特集 (5)フィナーレナンバーに、トリデンテパワーを感じる

2016年10月20日更新
写真:「Greatest HITS!」公演から、早霧せいな(左)と望海風斗=岸隆子撮影 「Greatest HITS!」公演から、早霧せいな(左)と望海風斗=岸隆子撮影

 2幕はショーグルーブ「Greatest HITS!」。ショー作家としてただいま人気急上昇中の稲葉太地先生の作品です。懐かしいジュークボックスから飛び出してくるかのように、大ヒットナンバーがたくさん出てきますが、いずれもしゃれたアレンジで、まったく古さを感じさせません。

 彩凪さん、真那さんら若手5人での「ゴーストバスターズ」からのハロウィーンバージョンなど、季節を意識した演出をふんだんに採り入れているのが今回の見どころ。東京公演の千秋楽がクリスマスなのを意識してか、クリスマスメドレーがガッツリあったのにも驚きました。ようやく長袖を着るようになった宝塚ではさすがに早すぎかとも思いましたが、今年はこの公演に身をゆだねて、早めのクリスマス準備にとりかかってみてはいかがでしょう。サンタの早霧さんからは、前列のお客様にプレゼントもありますよ。

 もちろん、楽しいシーンだけではありません。「Over the Rainbow」に乗せた早霧さんと咲妃さんのデュエットダンスは壮大かつロマンチックで、早霧さんと望海さんが絡む妖しいシーンはドキドキするほどセクシー! クラシックの「運命」をアレンジした、望海さんと彩風さん中心のシーンも圧巻でした。

 2016年を締めくくるにふさわしい、盛りだくさんな内容は、“ショースター”早霧せいなの魅力が全開です。元気・勢い・熱血・人情……そんな熱い単語が自然と脳内に渦巻く早霧さんのエネルギッシュさは、特に落ち込んだ時やさみしい時などには最高だと自信を持って言えそう。

 お客様の元気を呼び起こし、幸せな気持ちにさせる早霧さんのオーラってやっぱりすごい。そして早霧、咲妃、望海の3人で踊るフィナーレナンバーに、今の雪組の頼もしいトリデンテパワーも改めて感じることができました。

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◆「私立探偵ケイレブ・ハント」「Greatest HITS!」
《宝塚大劇場公演》2016年10月7日(金)~11月7日(月)
《東京宝塚劇場公演》2016年11月25日(金)~12月25日(日)
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2016/caleb_hunt/index.html

《筆者プロフィール》さかせがわ猫丸 大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。

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