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特集 (4)ロックなナンバーに客席の温度が上昇

2016年11月9日更新
写真:「アーサー王伝説」公演から、アーサー王役の珠城りょう(中央)=岸隆子(Studio Elenish)撮影 「アーサー王伝説」公演から、アーサー王役の珠城りょう(中央)=岸隆子(Studio Elenish)撮影

 身分より熱意ある者で集う“円卓の騎士”制度を導入し、グィネヴィアと結婚もして、ますます人々の尊敬を集めるアーサーですが、ランスロットが新しく騎士に参加したことで暗雲がたちこめます。ランスロットに心引かれていくグィネヴィアに、果たしてアーサーは気づいているのか? 3人の関係を利用したモーガンのたくらみが、ようやく安らぎを得たはずのアーサーを地獄へといざない……。

 ランスロット役を演じる朝美さんは、甘い歌声とハンサムな優男ぶりがアーサーとは対照的な魅力にあふれ、グィネヴィアが恋するのも無理はないと思わせるのが憎い。2人の関係がフェルゼンとマリー・アントワネットのごとく発展していくほどに、アーサーが可哀想でたまらないのですが、そこもまた女性のハートを、いろんな意味でくすぐります。この後、異動となる朝美さんですが、新天地雪組でもまた新たな一面が開花することでしょう。スターぞろいの95期生として、ますますの活躍が期待されます。

 フレンチ・ミュージカルは、とにかく音楽がいい。ロックなナンバーが流れるたび、客席の温度が上昇するのを肌で感じられます。さらに、ふんだんに取り入れたパントマイムや、テンポよく進むストーリーにぐんぐん引きつけられ、月組生の芝居心の豊かさ、ダンスや歌の実力にも改めて感嘆しました。

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