ここから本文エリア
今回は日本物のショー「雪華抄」から、華やかに幕が開きました。チョンパで一斉に明るくなり、まぶしい舞台が目に飛び込むと、客席からも思わずため息まじりの歓声が上がります。丸山敬太さんがデザインした主要キャストの着物はいずれも色鮮やかで、一人として同じ柄はありません。衣装を愛でるだけでも胸が躍ってしまうのは、日本物ショーならではですね。
明日海さんと柚香さんが鷹と鷲にふんして戦うシーンや、ロマンチックな世界観が広がる七夕幻想、いなせな男女が歌い継ぐ民謡メドレー、ストーリー仕立ての安珍と清姫など、味わいが異なる場面が次々登場し、見どころも満載です。テンポよく展開するので、若い方でも楽しめるエネルギッシュなショーとなりました。