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特集(4)自身に重なるモーツァルトの幼少期「アマデ」

2010年11月8日
写真:山崎育三郎 撮影・廣江修
――さて、今回「モーツァルト!」では主演を演じられますが、役どころと見どころ、ストーリーも含めてご説明いただけますか?
 そうですね、ほんとにどこを取り上げても素晴らしい作品だと思っています。ウィーン・ミュージカルは「エリザベート」もそうなんですが、衣装だったりセットにしてもすごくお洒落でゴージャスで、美術館にいるような気持ちにさせてくれる。そして、さらに僕はこの「モーツァルト!」の音楽を初めて聞いた時に、全身に震えがくるような、そんな衝撃を受けました。帰り際にはもうメロディが頭の中に残って、「ラリリリリリリ〜♪」と、一度聞いたら忘れない。僕はそうだったんです。
――曲の中では?
 「僕こそ音楽(ミュージック)」。いろんな場面で、同じメロディが使われています。モーツァルトも「普通の青年」、普通の僕と同じような感情をもっていたはずです。例えば、女性だったり、友達だったり、遊びたいことだったり…。でも、その才能ゆえに、そこに葛藤が生まれ、悩み苦しむ。だから彼の人生を通じて、自分自身のことも考え、重ねているところもあります。みんな生きていれば何か背負うものがあったり、悩んだり、生きている実感を、この「モーツァルト!」で感じてもらえたら嬉しい限りです。
――いろんな葛藤があるんですけど、例えば父親との関係がここでは大きなテーマとしてありますが、そこは自分自身と重なる部分ってありますか? お父さんはそういう厳しいタイプではないんですか?
 厳しくはないですね。あ、でも毎回「音大行く」「留学する」「ミュージカルやる」という場面では、父親は、「えーっ?」っていうところから始まりました。母はもう大賛成、「いけいけ」というタイプなんですよ。父親はそして「ちょっと待て!」という状況になります。でも最終的には自分が一番ハマっている!(笑) 「レ・ミゼラブル」でも何十回きたかわかんない(笑)。ですから、モーツァルトのパパとはちょっとかけ離れていますね。市村さん(市村正親)は「ラ・カージュ・オ・フォール」ではお母さん役だったんです。今回やっと本当の親子になれたねって(笑)。
――そうですね、母親役で、今度は父親役ですね。
 はい。

ミュージカル「モーツァルト!」

【東京公演】
2010年11月6日(土)〜12月24日(金)、帝国劇場
【大阪公演】
2011年1月8日(土)〜1月25日(火)、梅田芸術劇場メインホール
【金沢公演】
2011年1月29日(土)〜1月30日(日)、金沢歌劇座

詳しくは「モーツァルト!」公式サイトへ

 (関連リンク:山崎育三郎 Official Web Site

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