マイコンテンツ

ここから本文エリア

特集(6)僕の夢が叶う瞬間

2010年11月10日
写真:山崎育三郎 撮影・廣江修
――現在は歌やミュージカルと、幅広く活躍されていますが、今後は山崎さん自身、どういう方向で活動したいというふうに考えていますか?
 やっぱり子供の頃からの夢だったミュージカルを中心にやっていきたいと思っています。今年CDも出すことが出来、ミュージカルの世界とはまた違う、より自分自身、リアルな自分の姿を自分の言葉で、自分の音楽で伝える「山崎育三郎」。歌手としての活動を平行して続けていきたいですね。「ミュージカルしかやらないんだ」ということではなく、ストレートプレイやドラマにも、チャレンジしたいですね。今は「これしかやらないんだ」と決めずに、チャンスがあれば全てにチャレンジして、どんどん吸収したいと思っている時期です。でも「ミュージカル」をベースにしてやっていきたいですね。
――映画やテレビでのお芝居と舞台でのお芝居は違いますが、演じ方とかで心がけていることとかありますか?
 お芝居の「幅」というか…舞台だったら、例えば帝国劇場に立った時、2千人いるんだと意識し、演じることが、結果的にミュージカルは「表現がオーバーだ」と言われる要因になるのかもしれませんが、実際一番後ろのお客様からだと点みたいに見えているような場面では、テレビでのお芝居では届かない気持ちもセリフもあるので、僕は「幅」だけだと思うんですね。気持ちは一緒ですが、例えば目線で横向くだけのお芝居でドラマでは成立したとしても、舞台じゃ誰もわからないので体ごと向けるとか、それだけの違いでしょうか。
――では最後に、これからミュージカル「モーツァルト!」に来られるファンのみなさんに一言、お願いします。
 「モーツァルト!」、ウィーンで作られたミュージカルで、韓国でも大ヒットして、世界でも大注目されている作品です。僕自身もこの作品に出会って、大きな影響を受けた作品です。「1回の人生で1度は見ないと絶対後悔する」と言い切れる作品だと思いますので、1度、山崎育三郎の日に(笑)。山崎育三郎のヴォルフガング、僕の夢の叶う瞬間を、是非見に来ていただきたいな、と思います。
――ありがとうございました。

【取材を終えて】

 「甘いマスクに優しい笑顔」。彼に会うまでの印象はそんな感じだったが、実際に話してみて印象的だったのは、澄んだ瞳の奥にある「強さ」だった。幼少の頃、天才と呼ばれたモーツァルトと同じく、天才子役として活躍したのちの葛藤…。彼の隣にもアマデのような「少年」がいるような不思議な錯覚を覚えさせる。おとなしかった「いっくん」から、俳優「山崎育三郎」へ―。まさしく、ミュージカル好きなおばあ様とお母様への、最高の「親孝行」であろう。24歳、まだまだ「才能」の開花は始まったばかり。彼の人生舞台の背景には、常に音楽が流れていて、まさに「僕こそ音楽(ミュージック)」なのだ。(堀内優美)

ミュージカル「モーツァルト!」

【東京公演】
2010年11月6日(土)〜12月24日(金)、帝国劇場
【大阪公演】
2011年1月8日(土)〜1月25日(火)、梅田芸術劇場メインホール
【金沢公演】
2011年1月29日(土)〜1月30日(日)、金沢歌劇座

詳しくは「モーツァルト!」公式サイトへ

 (関連リンク:山崎育三郎 Official Web Site

戻る

バックナンバー

宝塚歌劇一覧へ>> 舞台一般一覧へ>> 動画掲載記事一覧へ>> 過去記事一覧へ>>

過去記事一覧へ>>

このページのトップに戻る