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特集(4)わたるさんは「日本代表」なんです

2011年3月13日
写真:TAKAHIRO・湖月わたる 撮影・岩村美佳
――TAKAHIROさんの著書(「TAKAHIRO DANCE in the World」(ダイヤモンド社)のなかで、黒人文化の一部であるHIP HOPを付け焼刃で真似をしても、真に伝わるものはないことに気付き、「僕が一番にできるのは僕の踊りだ。そこにHIP HOPを尊重する思いを込めよう」と考えが変わっていく部分がとても印象に残りました。そんなTAKAHIROさんの舞台で、「タカラヅカ」しかも「トップスター」という特異な経験を持つ湖月さんというダンサーは、どのように生かされていくのでしょう。
TAKAHIRO:そうですね。テクニカル的なところでいうと、唯一の女性なので、まずはそこをどう見せるか。わたるさんはタカラヅカという経験を持っているから、男性として演じることができる女性です。そして、男性のなかに入れても、見劣りしない女性です。そして、女性としてのキュートさや、美しさや、セクシーさを持っている女性です。だから、それぞれのわたるさんが、出てくるでしょう。さきほどの5分ほどのショーのなかでも、力強く踊っている彼女がいたし、男を見下すようなセクシーな彼女もいたし、最後のほうでは、華やかでキュートな彼女もいた。
――いろんなわたるさんが、みられそうですね。
TAKAHIRO:あとは、ダンサーじゃなくて演者としての、わたるさん。彼女の演技は、ダンサーのなかに膨らみを与える。そして、もうひとつは、今回唯一のfromジャパンということです。僕は、NYに住んで6年ですから。
湖月:ニューヨーカーですよね。
TAKAHIRO:NYではもちろん日本としてやってるけど、今回の僕は、from NYとして演出をすることになるだろうし。だから、今回の舞台は、「8人のニューヨーカーと、日本のアイデンティティを持ってる、わたるさん」です。
――湖月さん、「日本代表」ですね。
TAKAHIRO:そう、日本代表です。僕たちは、アメリカを日本に見せる。で、彼らがわたるさんをみることは、日本をみることなんです。そんな彼らが感動して、「ワタル、スゴイ!」となれば、今度はそれが世界に広まるわけです。
湖月:(笑)
TAKAHIRO:そうですよ。今、彼らもツイッターとかフェイスブックを使っていますから、「ワタルがこうした」とか「日本はどうだ」というのが、トップのアーティストから世界に広まっていく。僕たちは今回、「アメリカを日本に見せる」と「日本を世界に見せる」という、2つのエンターテインメントをするわけです。わたるさんはその一方の代表という、大事な役も担っているわけです。

「ELECTRIC CITY」

【東京公演】
2011年4月19日(火)〜4月20日(水)、東京国際フォーラムホールC
【愛知公演】
2011年4月22日(金)、名古屋市芸術創造センター
【大阪公演】
2011年4月26日(火)〜4月27日(水)、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

詳しくは、公式サイトへ

 (関連リンク:湖月わたる オフィシャル ウェブサイト

 (関連リンク:TAKAHIRO 公式ページ

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