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特集(4)棺に入るエリザベートは「生き切った!」という感じ

2011年3月27日
写真:瀬奈じゅん 撮影・仲宗根美幸
――続いて、この1年のことを少しおうかがいしたいと思います。すでに、お話にもちょこちょこ出てきていますが、「エリザベート」そして「アンナ・カレーニナ」と、つぎつぎと大作ミュージカルに出演された1年、ご自身で振り返ってみていかがですか?
瀬奈:作品的にも人間関係的にも、すごく出会いが多くて、ほんとにいい刺激を受けた1年でした。
――出演された舞台についてですが、まず「エリザベート」。これは、宝塚時代に3役をなさった作品でもあるわけですが、昨年のちょうど今ごろは、「まったく新たな気持ちで臨みたい」とお話されていました。実際にやってみて、いかがでしたか?
瀬奈:本当にぜんぜん違うものでした(笑)。ただ、みんなでがんばってひとつの作品をつくりあげること…心を通わせて、ひとつのものに取り組む精神、そこで生まれる絆みたいなものは、どこの世界も変わらないなということも感じました。
――違いは、どういう部分で感じましたか?
瀬奈:「エリザベート」という作品自体は、宝塚とはまた全然別のものでしたね。東宝版のほうが、人間としての感情がリアルに描かれていて、宝塚版のほうは、おとぎ話のよう。最後も、宝塚版はハッピーエンドみたいな感じじゃないですか。ちょっとした歌詞や演出の違いで、同じ作品でも印象がこうも変わるんだなというのが、すごく勉強になりました。
――同じエリザベートという女性も、全然違う人ということ?
瀬奈:いえ、それは同じ人です(笑) そうじゃなくて、作品が何をテーマにしているか、何を伝えたいか。同じ場面でも、見せたい部分が全然違うんですよね。一番最後のシーンなども特徴的で。宝塚版では、2人で昇天していくじゃないですか。だけど、東宝版の最後はエリザベートが棺に入って終わりますから。
――あの棺に入っていくときは、どういう感じなんですか?
瀬奈:あのときはもう、無の状態なので。「生き切った」っていう感じですね。
――男性のトートを相手にお芝居をされるのは、どういう感じでしたか?
瀬奈:そういう質問をよく受けるんですけど(笑)、男性だからとか、女性だからとか、ほんとに関係ないんだってことが、よくわかりました。女性でも男性でも、素敵なものは素敵だし。
――3人の役替わりトートでしたが…。
瀬奈:三人三様で、それはもう面白かったです。ルドルフも三人三様で。お稽古は大変でしたけどね。でも、楽しかったです。
――お三方それぞれ、「こんなトートでした」っていう印象はありますか?
瀬奈:それぞれに魅力的でしたよ。えっ? それ、一人ひとり言わなくちゃダメですか?(笑)。ほんとに三人それぞれ違っていて、魅力的でした。

ALive II 〜Handsome Woman〜

【東京公演】
2011年4月1日(金)〜4月5日(火)、赤坂ACTシアター
【大阪公演】
2011年4月9日(土)〜4月10日(日)、NHK大阪ホール

詳しくは、公式サイトへ

 (関連リンク:瀬奈じゅん オフィシャル ウェブサイト

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