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特集(2)「無理だよ」と言われても、関係ないみたい

2011年3月27日
写真:TAKAHIRO 撮影・岸隆子
――米国で、就労アーティストVISAをお取りになっていますが、それって難しいことではないですか?
 それは難しいと思います。アメリカには、日本人のダンサーというのは非常に多くいるんです。本当にびっくりするくらい。でも、実際にテレビの現場だったり、舞台の現場だったりで、日本人に会える可能性はすごく低い。僕が知っている中でも、そのビザを持っている人は数を数えるくらいだから、容易ではないと思います。特に、バレエとかコンテンポラリーとかとは違って、ストリートダンスというのは、やや新しいものなので、何か確固たる経歴がないといけないと。
――どうやって、取られたのですか?
 えーと、僕はアポロシアターという劇場で優勝したのが、まず大きな助けになっています。その次に出たのが、また同じ劇場でのNBC、日本でいうキー局の宣伝放送の番組だったので、それも大きな助けになって。あと、日本の経歴を足すこともできるし。例えば、大阪世界陸上開会式の振り付けをしたというのはワールドなことです。アメリカで舞台にいっぱい出たりとかも。あちらでドキュメンタリーを作ってもらったりして。
――すごいですね。いつ、取得されたのですか?
 2004年12月6日に渡米して、取ったのは2008年の頭ですね。下積み期間があるわけです。
――TAKAHIROさんは、ダンスを志す人にとっては、サクセスストーリーの代表だと思いますが、TAKAHIROさんを目指す人達へのアドバイスをお願いします。
 基本的に、今、夢見ている事とか、思い描いている事とかは、叶うんです。叶います。ただ、どっちかと言うと、そっから離れていくっていうのは、夢が勝手に離れていくんじゃなくて自分が離れていくんですよ。そこに、夢に向かって無理な理由を見つけるのは、簡単なんです。
 だけれども、やってみようっていう気持ちが強ければ、その思いを大事にすれば、通り道とか、回り道はするかもしれないけど、そこにたどり着くと思います。思い描くことが大事です。「まさか…」と思いつつも、思っていれば、やっぱそっちの方に向かっていくし。例えば、出会った人とか見過ごしていたら、ただの道行く人かもしれないけど、自分がそうしようと思っていたら、「あっ、この人」っていい出会いがあったり、「あっ、この作品はいいアイデアになる」とかあるかもしれないし。やりたいことを思い描いて生活して。
――思い描き、思い続けることですね。
 はい。あとは、皆が「無理だよ」とか言うと思うんですけど、それはあまり関係ないみたいです。もしうまくいったら、皆は「やっぱりそうだったよね、どっか違ったよ」って言うので(笑)。是非、切り開いていってほしいと思います。
 あとは、近くにいる人が幸せならいいんじゃないでしょうか? 本当に身近に応援してくれる人とか、家族だったり。笑顔でいてくれるような事だったら、存分に、迷いなく。

「ELECTRIC CITY」

【東京公演】
2011年4月19日(火)〜4月20日(水)、東京国際フォーラムホールC
【愛知公演】
2011年4月22日(金)、名古屋市芸術創造センター
【大阪公演】
2011年4月26日(火)〜4月27日(水)、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

詳しくは、公式サイトへ

 (関連リンク:TAKAHIRO 公式ページ

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