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特集(4)見たことのない湖月さんの魅力を

2011年3月29日
写真:TAKAHIRO 撮影・岸隆子
――今回の舞台「エレクトリック・シティ」の見どころは?
 全体の見どころとしては、まずは、ダンス! アクロバティック、ボイスパーカッション、ロボットダンス、そして今NYで流行りのスタイルのダンスがあったり。
 それぞれのダンサーたちの個性も魅力です。NYは、僕の中では世界の実験都市みたいな感じです。人種も、文化も、言語も、思想も違う人達が、一つの小さい街に集まって、手つなぎあって生活しているわけですよ。それぞれ違う人なんだけれども、一つの場所で生きている。
 これは、その一つの場所で生きている人たちが、ひとつの目標に向かって一つのものを作っている。メンバーは皆、違うわけじゃないですか。黒人、白人、スパニッシュ、ニューヨーカーとしてのアジア人。その中で湖月さんは日本人で、NYで初めてコンタクトを取っている人。いろんな種類の人がいます。その個性が、一見バラバラに見えて、一人一人を見ると、また全然違う人なんだけど。一個の作品になった時に、それが化学反応で火花を散らしてエレクトリック! 電気が「バチバチッ!」と起きて、一個の明るい光ができる。そこが、楽しみだと思います。
――共演者の湖月わたるさんについては?
 湖月さんは、唯一の日本人メンバーです。
 僕は、アメリカに6年住んでいて、今回NYを舞台にそのまま連れてこようと思っています。舞台は、NYの街で起こっていることをダンスで表現していく。ある人は、例えばブレイクダンサー。街で踊ることによってお金を稼いでいる人。ある人は、取り締まりの警官。ある人は、スーツで活躍するビジネスマン。もしかしたら、旅人がその中にいて、NYに初めて来たとか。彼らのそれぞれのNYのイメージとリンクさせて作っています。
 その中で、唯一のリアルな日本人の湖月さんが舞台に入って。日本とアメリカの架け橋ですね。僕はアメリカに住んで6年、しかも今回座長としてアメリカを連れてこようと思っているので。彼女は、日本人として勝負できるわけです。今回、その「湖月わたる」という個性が、どうNYで魅力を発揮するのかが見どころだと思います。
 あとは、これ、ミュージカルの逆みたいな感じだと思います。ちょっと台詞があるんですけど。ミュージカルは、演技があって、よきところでダンス! こっちは、ダンス!ダンス!ダンス!があって、心情とかもダンスで表現して、ちょっとつなぎのところが台詞で見える。言葉がわからなくても、なんとなくフムフムってわかる感じです。
 彼女は、演技の部分とか、非常に芯になってくると思います。今回、後の8人は男性で、唯一女性は湖月さん。紅一点、その面白さや見せ方もあるだろうし、でも男性的に踊れるところもあるわけ。NYのダンサーに大人の魅力のダンスを披露してくれる。今までの、宝塚的なシュッとしたものではなく、雄々しいNYのストリートな感じのスタイルで表現する。そこで、新しい、今まで見たことのない彼女、今まで知らなかった彼女の魅力がそこに引き出される、それが魅力だと思います。

「ELECTRIC CITY」

【東京公演】
2011年4月19日(火)〜4月20日(水)、東京国際フォーラムホールC
【愛知公演】
2011年4月22日(金)、名古屋市芸術創造センター
【大阪公演】
2011年4月26日(火)〜4月27日(水)、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

詳しくは、公式サイトへ

 (関連リンク:TAKAHIRO 公式ページ

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