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特集宝塚雪組「ロミオとジュリエット」
古くて新しい「ロミジュリ」の魅力とは?

2011年3月29日

 昨年夏、星組で梅田芸術劇場、博多座と上演され、いちやく注目を浴びた「ロミオとジュリエット」。2011年には、雪組が宝塚大劇場、そして東京宝塚劇場で上演、さらに多くのお客さまを楽しませている。もはや、現在のタカラヅカの代表作のひとつといって間違いないだろう。

 本作は、もともとフランスでミュージカル化されてヒットし、世界各地で上演されていたものを、「エリザベート」などの海外ミュージカルの潤色・演出で定評ある小池修一郎氏がタカラヅカ風にリメイクしたものだ。

 だけど、そんな予備知識のない人は、もしかして、こんな風に思うかもしれない。「えっ? どうして今さら『ロミオとジュリエット』なわけ?」と。シェークスピア、古臭い…おおかた、そんなイメージではないだろうか。

 その「ロミジュリ(「ロミオとジュリエット」の略)」が何故、これほどまでに観客、とりわけ若い世代の心を捉えたのか。「ロミオとジュリエット」…題名だけは誰でも知っているけれど、じゃあ原作をちゃんと読んだことがあるかというと、意外とそうでない人が多い。恥ずかしながら、かくいう私もそうだった。今回は、そんなアナタとともに、「ロミジュリ」21世紀型タカラヅカバージョンの魅力を、原作との対比のなかで探ってみよう。

 そして2011年3月11日、東京公演の幕間に東日本大震災は起こった。おそらく後世に残るであろう未曾有の惨事を経ることで、この作品はまた新たな意味を持つことになったと感じた。本稿の最後で、その点についても触れてみたいと思う。

※原作からの引用部分は、小田島雄志訳「ロミオとジュリエット」(白水社)を参照しています。

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