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特集(4)人生の節目は「レ・ミゼラブル」とともに

2011年5月17日

写真:島田歌穂

撮影・岸隆子

――帝劇100周年記念スペシャルとして「レ・ミゼラブル」はいかがですか?

 はい。一応、私、2001年に卒業させていただいたんですけど、その後も2000回記念とか、20周年記念スペシャル公演とか、何度か里帰りさせてもらって、毎回「もうこれで終わりだろうな」と思っているんですが、またこういう形で…。でもほんとに、今回でほんとに終わりみたいです。

――前に出られたのはいつですか?

 4年前…今年でもう24周年だから、20周年記念の時に出てるから。ああ、もう4年かぁ…。そうですね。でもほんとに「レ・ミゼラブル」自体が、今もう全く違う新しい演出で、もうロンドンも変わってて、日本でも多分、そうなっていくんですよね。だからこれまでの演出スタイルでは今回ほんとに最後ですよっていうことで。そうなんです。だからほんとにさようなら「レ・ミゼラブル」…。

――新しいバージョンで出てくることは?

 もう、ないと思います(笑)。おそらく今度のスペシャル・キャストは、平均年齢的にも「これギネスブックに申請した方がいいんじゃないか」って。多分、最高平均年齢じゃないかと思いますよ。

――公演を前にして、今はどうですか?

 ほんとに…今回はどんなエポニーヌ役を演じられるか…何せ初演が24年前ですから。20代前半でまだまだ元気いっぱいで、ある意味怖さ知らずでやってたような時代からですから。常に、気がつくと、人生の節目の思い出がレ・ミゼラブルとともに…。ほんとにレミゼとともに生きてきたというそんな感じがしていますので、今回もまた多分、舞台に立ったら、ああ…きっと初演、初日のこととか思い出して、感無量になると思うんですけどね。やっぱり私の原点の作品ですね。とにかく、今の私にできる精一杯のエポニーヌを、感謝こめて演じたいなと思っています。

――「ゾロ」のイネスといい、わりと尽くすタイプの役が多いような気がしますが?

 (笑)尽くす、っていうか…どうでしょう? エポニーヌもまあ、なんだろ?

――幸せな恋ではないですよね? 

 尽くすって言うより…ま、愛する人のためにできることを、精一杯やったっていうことなんですかね、そんな役なんですかね。うーん。だから…「ゾロ」の役も相当かっこいい役だなと…。

――かっこいいですね、ベタベタじゃなくて。

 まあ、こんな男前な役も初めてだったという感じですね。

――男前? 

 愛する人のために…ほんとに、その人のために、いろんなものを受け入れながらその人のために…。まあ、尽くすって言うと、そうなるのかなあ…。

――「男前」というのが似合うのかもしれないですよね。ちょっと強い…

 強い?(笑) どうなんでしょう、実際は(笑)。

――どうなんでしょう?

 わからないですね(笑)。ある意味、今回もゾロのイネスを演じながら自分自身も勇気をもらってたようなのもありましたね。けっこういつも役との出会いによって、新しい自分を発見させてもらえるっていうか「ああ自分もこう生きられたらいいな」っていうような、「こう強くあれたらいいな」とか…。役との出会いってそういうものあるかもしれないですね。

◆島田歌穂&島健スーパーピアノトリオ
《大阪公演》2011年6月27日 ビルボードライブ大阪
詳しくは、イベント詳細ページへ

 (関連リンク:島田歌穂オフィシャルサイト

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