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特集(4)「レミゼで待ってます」って言ったんです

2011年7月7日

写真:岸祐二

岸祐二さん=撮影・橋本正人

橋本:岸は…。

岸:僕のこともう忘れてたでしょ(笑)。

(一同爆笑)

岸:完全に忘れてましたよね(笑)。

橋本:いや、おとなしいなぁと思って(笑)。

岸:終わったなぁと思って(笑)。

橋本:岸はね、やはり2004年に出会いました。2004年の「ミス・サイゴン」の時って、まだ僕らの間に多少距離はあったんですよ。彼はアンサンブルの中でも、やっぱりリーダー的存在で、アンサンブルを引っ張っていく、アンサンブルの中の兄貴だったんですよ。僕らは役のことで手いっぱいで、それを彼が間にいた感じ。だからたまにね、温泉に行ったりとか。

岸:だってそういえば、3人で飲みましたよね。アンサンブルの仲間の家で!

橋本:ああ!

石井:すっごい楽しかった!

橋本:大画面でフレディ見ながら。

岸・石井:あと、ジーザス!

橋本:全然違う話に…(笑)。

石井:思い出話になっちゃった今。

――全然いいですよ。いや、前から繋がってたんだなぁと思いました。

橋本:あの頃からね。よう、覚えてたな。

岸:そうなんです。

石井:そうだよね…。

――いつのことなんですか?

岸:2004年の最後の本番中に飲みましょうという話になって。なかなかアンサンブルだと主役の方々と飲むのってちょっと誘うのも気が引けるんですけれど、「行こうよ」と言ってくれて。おふたりはそういうところがあるんですよね。僕らはどうしたらこういう風になれるのかというのをずっと知りたくて一生懸命やっているわけだから。そうやって気軽に話してくれてというところがほんとに嬉しいです。

橋本:いや、でもね、岸はそのあとレ・ミゼラブルで…。

岸:「レミゼで待ってます」って言ったんですよ。

橋本:レミゼ先輩だったんですよ。バルジャンのアンダー(代役)とかもしてたんで。僕は全くわからない状態で入っていったときに、彼がすごく支えてくれて。わからないことがあったら何でも聞いてくださいって。

岸:ちょっと偉そうですね。

(一同爆笑)

石井:先輩にそんなこと言ったんだ!

橋本:先輩面されましたよ(笑)。

岸:別所さんにも言ってますからね(笑)。「あそこ、ああいうふうにやったらいいですよ」って。

(一同爆笑)

石井:それすごくないか?

岸:笑ってましたよ(笑)。

橋本:そうこうしているうちに、気がつけば「兄さん兄さん、だめですよ。それやっちゃ」って。ちょっと偉そうな後輩になってきて。でもなんか彼から「兄さん兄さん」っていう風にね、慕われてくるとすごく心地よかったりして。変に後輩面してっていうよりも、対等に接してくれるんですよ。

岸:申し訳ない(苦笑)。

橋本:色々教えてもらえるし。

岸:違います。違います(笑)。

橋本:アドバイスも頂けるし(笑)。

岸:変にゴマすったりしないってことでしょ?

橋本:そうそう。変に来るわけじゃないから、受け入れる方も嬉しかったり気持ちいいです。ちゃんと体育会系であって、上下関係というのもきっちり男らしく。

石井:そう、男らしい。

橋本:レ・ミゼラブルでアンジョルラスというリーダー的な役をやっていて…。

石井:ぴったりやね。

橋本:ぴったり。だから役者としてもすごく骨太だったんです。声もいいし、歌もうまいし。なんとかこいつと一緒にやりたいなと…。

岸:気持ち悪いな…(苦笑)。

(一同爆笑)

岸:やりたいと思ってます!(笑)。

橋本:後々、色々一緒にやっていけたんですけれども、こうやってね、同じチームになれるのは、やっとだね。

岸:嬉しいです!

橋本:それぞれが歩んできたものがここでひとつになるという感じですよね。共演もしたし、それぞれのことも皆よくわかっているし。

――そのベースがあったから今すごくやりやすいんでしょうね。

橋本:だと思うんですよね。出会いの時からの3人のことを考えていたら、なんかそういうところからね、繋がってたんだなぁと。

石井:飲み会から繋がってたんだね。

岸:なんかそんな気がね。ふと、思い出した。

――いいエピソードですね。では…え〜、結構時間が…。

(一同爆笑)

橋本:僕らね、よく言われるんですよ、それ。

石井:ひとつめの質問で35分経っちゃったりね(笑)。

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