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特集(1)下水道のフタを開けたのは…

2011年7月14日

写真:井上芳雄

撮影・岩村美佳

――今回読者の皆様に質問とメッセージを募ってみました。こちらにお答え頂きながら、お話を伺わせて頂きたいと思います。

 おお!

――小梅さんからのメッセージですが「デビューした時からのファンです。年々役者としての厚みが増していくこと、そしてトークが巧みで演じている時以外の姿も非常に魅力を感じています。今まで悪役を演じたことがないので救いようがないほどの極悪非道な役を演じる井上さんが観てみたいです。今後の活躍も期待しています」とのことですが、悪役やってみたいですか?

 そうですね、機会があれば。僕はあんまりこういう役がやりたいとかないんです。与えられた役をやりたいという感じですね。でも悪役の面白さとかはあるでしょうね。今回も祐一郎さんや瀬奈さんの役とかは悪役なので、悪役ならではの面白さとか人間としては魅力的で惹き付けるものをもっているんだろうなぁと思っていますね。語弊がありますが、逆にそっちのほうがやりやすいんじゃないかな。何でもない元気な青年という方が難しいかもしれない。どっちが難しいというのでもないけれど、やったらどう思うのかなとは思いますね。「すごくおいしい」と思うのかもしれない。やってみたいのはやってみたいですね。

――「劇中のアドリブや、それ以外のトーク時などは、どの程度頭の中で考えていますか?それとも出たとこ勝負的な感じですか?」とのご質問もきています。

 (笑)。基本は何も考えないですね。トークはそれこそ相手がいれば、相手がどう言うかわからないですし。恐いときは、こういうことを言おうとか、このアドリブは間違いないなみたいなネタをたまに用意していったりはしますけど。基本的にはしないですね。瞬発力というか。

――それであんなに面白いトークができるんですか?

 逆に準備して面白いってすごいことだと思います。

――ああ、芸人さんのような。

 そうそう(笑)。準備できないから。あとはこう、流れもありますもんね。実際にやっていると、お客さんの空気とかもありますし。考えていかないですけれど、緊張はしますね。何が出てくるかわからないから。

――三銃士の製作発表では、レ・ミゼラブルのセットの下水道のフタを開けてましたが…。

 あれはリハーサルで思いついてちょっとやってみて、さとしさんに「これやったら怒られますかね」と言ったら「全然怒られないよ」って。まぁ、さとしさんの言う事を信用するのもどうかと思いますけど(笑)。

(一同爆笑)

 あれは気づいたもの勝ちだったと思うんですよ。皆あそこで歌ってたけど、気づいた僕がやらせてもらいました(笑)。でもああいうのも、思いついた瞬間は「うわ!これ面白い」と思うんですけれど、直前とかすごく不安になってるんですよ。すべるんじゃないかなとか、緊張でわかんなくなっちゃうんですよね。面白いのかどうか。あとは勇気ですね。

――あのときお客さんから笑いが返って来たときは、「よし!」という感じでしたか?

 はい!全然歌と関係ないけれど(笑)。

――あのあと、囲みがステージであったじゃないですか。終わった後に、取材陣も何人かやってました(笑)。

 やっぱり。皆、レ・ミゼラブルへの思いがね(笑)。

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