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特集(2)湖月:白いスーツ姿にクラッ

2011年9月28日

写真:湖月わたる

撮影・岩村美佳

湖月:もうね、撮影の時、白いスーツで出てらっしゃった時、クラッ(笑)。

ジェロ:いえいえ(笑)。

湖月:やっぱりジェロさんが出ていらしただけで、この作品をブルースの世界にぐっと引き込んでくださるなという感じで。

ジェロ:いえいえ(笑)。

湖月:横でお稽古させていただいて、生歌を聞いてるという感じですけれども。めちゃくちゃ楽しい。

――もちろん日本では演歌でみなさんに知られてらっしゃいますけど、それ以外の音楽に触れてきたなどはいかがですか? ブルースやジャズは好きだったとかありますか?

ジェロ:今のR&B結構好きで、こういうブルースやジャズはそのルーツで、その基本の部分は今の音楽にありますよね。でも、すごく詳しくはないんですけど、そういう皆さんが大体知っている曲とか、例えばこの「ブルース・イン・ザ・ナイト」の「ブルース イン ザ ナイト」という曲は元々知っていたんですが、そういう有名な曲が結構あるんですよね。

湖月:1920〜30年代の音楽を集めていますけど、結構聞いたことがある名曲もたくさんあります。歌詞の竜真知子さんも8年前が初演だったんですけど、8年後ということで歌詞の細かいところも追及されていて。英語のところはこの部分はこっちのほうがとか色々アイデアを出してくださっています。

ジェロ:日本語英語みたいにしてしまうと、多分意味が変わってくると思いますしね。

――なるほど。ジェロさんは英語のほうが例えば曲で伝えやすいとか、日本語のほうが伝えやすいとかあるんでしょうか。

ジェロ:伝えやすいというよりも、やっぱりお客さんが日本人なので、できるだけ観ている聞いている側に、それを感じられるように一番ベストな方法がいいと思うんですね。全部英語にしちゃうとやっぱりわからない方、ほとんどだと思いますから。

――皆さんで一緒に歌われてみていかがですか。色んな声が集まってくる感じですね。

ジェロ:1日目にびっくりしましたね。みんなそれぞれ練習してきて、4人で歌いましょうとなった時にすごくハマったというか。

湖月:うん!

ジェロ:それですごく楽しくなったんですよね。

――合わせてみたら「おお!」っていう?

湖月:それまで個人レッスンというか、ひたすら自分たちの音をとってきて、やっと今週からみんなで合体する、ここから1カ月ずっと一緒に歌い込んでいけると思ったらすごく楽しいですね。私はすごく大きな大勢のミュージカルに出演することが多くて、今回Wキャストなので出演者は5人ですけれども、4人だけで舞台をやるのは初体験ですし。

ジェロ:そうなんですか。

――銀河劇場ですから、そんな小さい劇場というわけでもないですしね。

湖月:でも銀河劇場ってすごく包み込んでくれる空間というか、身近に感じられる劇場だと思いますし、今回こうやって(稽古のセットを差しながら)1人1人部屋もあって、歌っていない時でも部屋の中でその人が過ごしている姿なども多分演技でみせていく部分があると思うんです。4人しか出ていないんですけれども見どころはたくさんありますね。

 その音楽の持つ力がすごいので、多分1回目はその音楽の力とエネルギーを堪能していただいて。これ本当に1回じゃもったいないと思うんです(笑)。次はその中で共感がもてる人物、気になった役の人生に集中してその人のその世界をずっと追ってみてほしいです。役名がないんですよね。「LADY」、「WOMAN」、「GIRL」、「MAN」。それぞれの世代の生き方の象徴、代表者だと思うんですよね。なのできっと男性も女性もどの世代の人も絶対どこかに共感できる人物がいると思いますから。

――そうですね。

湖月:その人の人生に浸りに何度も足を運んでいただいても、充分楽しんでいただけます。セッション的に、その日生まれてくる感覚で歌えるところまで行きたいと音楽監督の山口さんがおっしゃってくださってるので。

――4人ならそれも。

湖月:可能なんじゃないかなって。なかなか大勢だと決めていかなきゃいけないことも多いんですけど、やっぱりこうライブ感というか、お客様が入って動き出す空気っていうのがあるんじゃないかと。その日によってお客様のノリも違うでしょうし、そういう意味では本当に劇場で楽しんでいただける作品じゃないかなと思います。

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