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特集(4)ジェロ:宝塚は演歌の世界より厳しそう

2011年9月28日

写真:湖月わたる・ジェロ

撮影・岩村美佳

――作品のおもしろそうなところは色々伺ったので、お互いの印象をお伺いできますでしょうか。

ジェロ:本当に初日に4人集まって一緒に歌ったのですが、やっぱりみなさんそれぞれの声質があって。湖月さんはすごくやわらかい声質で、聞き惚れてしまう声。今横で座ってずっと聞いていても、すごく心地よく聞かせてもらってます。まだ誰か1人がいないことが多くて、早く4人で完璧にしたいっていう気持ちになってるんですよね。そして湖月さんは本当にすごく優しい方で。

湖月:(笑)。そんな風に言っていただいて…。

――お優しいですよね。ジェロさん、宝塚はご覧になったことはあるんですか?

ジェロ:テレビでしか観たことはないんです。実際に劇場では観たことはないんですけど、すごいですよね。

――トップスターだったんです。

湖月:男性役だったんですよ(笑)、つい5年ほど前まで。退団してからも男性のように、例えば「DANCE GALAXY」は、性別を越えるダンスだけの本当に声を発さないダンス作品で、私は男性の面も女性の面も出すという静けさの世界を表現しました。そのときも銀河劇場だったのですが、あの劇場はすごくそういう不思議な世界を包み込んでくれたんですよね。今回も、ミステリアスな美人という設定ですけれども。美女ということなんで、気をつけてその辺はスイッチがでないように気をつけたいと思います。

ジェロ:期待しています。

――退団後は女らしい役が多いですよね。

湖月:そうなんですよね…意外と。

ジェロ:そうですか。宝塚の世界はテレビでしか観ていないのでよくわからないのですが、僕のイメージではすごく厳しい世界、演歌より厳しいんじゃないかなって。

湖月:いや〜! 私たちからしたら演歌の世界の方が厳しそうですよ。

ジェロ:そうかな? 演歌の世界はあまり厳しいとは思わないですけど。

――そうなんですか?

ジェロ:昔は厳しいイメージがあったんですが、実際入ってみると全然厳しくないです。

湖月:そうなんですね。

ジェロ:昔は…色々聞きます。

湖月:(爆笑)。

――わたるさんはジェロさんの印象はいかがですか?

湖月:私はテレビを通してでしか知りませんでしたけれども実際お会いして、まず白いスーツにズキュンとやられました。

ジェロ:えっ?

――(笑)。

湖月:色々男役を研究してきた私としては…。180点ぐらい行っちゃいました。すごい! さすがあの着こなし! 今回の作品にぴったりだなっていうところと、こうしてご一緒してお稽古を始めたら、すごく誠実でいらっしゃって。取り組み方もそうですけどまた声が…。マイクを通さない声は初めて聞きますけれども、本当にその言葉にその思いというものがすーっとこう伝わってくる。やっぱり本当に当たり前なんですけど素晴らしいなと。この歌を毎日近くで聞かせていただいて、そこに一緒にセッションさせていただけるって本当に勉強になるなと思って。

――お互いお優しいってことですね。

ジェロ:せっかく1カ月かけてやるので、色んなところを楽しみたいし、毎回ステージに立つたびに、お互いにヘルプしあってすごくいい作品を作りたい。初めてですし、色々お世話になり迷惑かけると思うんですけれども。

湖月:いえいえ。ミュージカル界に新星現れる!

――あのチラシはすごく目を引くんじゃないでしょうか。やっぱりジェロさんが出るっていうだけで衝撃は…。

湖月:本当にありますよね。

ジェロ:頑張ります。

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