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特集(4)JUJUちゃん自然に歌ってるのがいい

2012年1月24日

写真:島 健

撮影・岩村美佳

――先日、フジテレビの「とくダネ!」でJUJUさんの演奏でご出演されていたのを拝見しました。朝の番組が、一瞬でジャズの世界になって。

 ミュージシャンも皆レコーディングメンバーで、ブルーノートでも一緒に演奏したし、すごく贅沢なバンドだったんですよ。でもさすがにこの時間(早朝)に演奏したことないよねって。

――テレビで生で演奏するのはいかがですか?

 何回もリハーサルするのは大変ですけど(笑)。

――何回もリハーサルをしたようには全く感じませんでした(笑)! 今回のJUJUさんのCDが15万枚も売れたということで、今までジャズを聞かなかった方が聞かれているとか。ジャズって少し敷居が高そうに見えてしまったり、ポップスと違うところがあると思いますが、JUJUさんが歌われることによってたくさんの方が聞かれていると思いますが、いかがですか?

 やっぱりJUJUちゃん自身の人気があるから、JUJUちゃんのファンの方が聞いてくれるじゃないですか。そのときに、あまり難しいととっつきにくいと思いますけれど、今回のアルバムはそういう方に「ジャズっていいじゃない!」と思ってもらうのがコンセプトだったので、入門的というか。皆さんにジャズの魅力を感じてほしいというコンセプトがあったから、選曲もわかりやすい曲にしたし、アレンジも変に凝らない。

 松尾潔さんというプロデューサーと一緒に相談しながら、僕はサウンド・プロデュースをしたんですけれども、彼がとにかくわかりやすいということを大事に大きなポイントとして挙げていたので。もしかすると、僕ひとりで作っているともうちょっとマニアックだったかもしれない(笑)。例えば、「You’d Be So Nice To Come Home To」は大有名なヘレン・メリルの名盤がある。そのアレンジをほぼ踏襲しているんですね。それは僕が自分でやるとしたら、やっぱりあまり真似したくないからちょっと変えたいなと思うんですけれど、松尾さんが「このアレンジで皆が親しんでいる曲なので変えたくない」と。で、松尾さんの言っていることもわかるので、ではこの曲に関しては島 健アレンジってクレジットしないでくださいね、って言ったんですよ(笑)。まぁ、そんなこともありつつ、そうやってブレーキをかけてくれる人がいるから、あくまでわかりやすいアルバムが出来たと思うんですよね。

――JUJUさんのビジュアルもあると思うんですけれど、艶やかなイメージがしました。とくダネ!の演奏もCDも。心地よい、きれいな音で。

 彼女がいわゆる日本人がジャズを歌うっていう気負いみたいなものがないので、全然力入ってないし。彼女自身は何年もニューヨークにいて、英語もナチュラルだから、そういうところで自然に歌っているのがいいんですよ。そこがすーっと入ってくるんでしょうね。

――これで、ブルーノートに聞きに行こうという客層が広がるといいですね。

 そうですね。

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