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特集(5)つながりを面倒がらず、生きたい

2012年2月28日

インタビュー撮影・岩村美佳

〈インタビューを終えて〉
 これまで葛山さんが出演された舞台を観ていて、「とても地に足のついた、温かみのあるお芝居をする人だなあ」と感じていた。そして、この持ち味はどうやって生まれるんだろうと、ずっと不思議に思っていたのだが、今日のインタビューで納得した。

 「自分は『舞台人』という意識をあまり持っていない。それよりも、日々のことを一つひとつ一生懸命やること」というひとことに、葛山信吾という役者の持ち味が集約されている。仕事はもちろんのこと、子どもの幼稚園での行事から、親御さんたちとの付き合いに至るまで、気持ちを込める葛山さん。舞台は「非日常」の空間だけれども、そこで演じる人が何を表現できるかは、その人の「日常」の地道な積み重ねによって決まるのだということを、改めて考えさせられる。

 今回の作品の舞台は、そんな葛山さん(秋彦さん)が住むマンションの一室だ。今回もやっぱり葛山さんらしい、温かくて地に足についた空間になるんだろうな。お稽古を見学したとき、フロア用モップでせっせと床を掃除する姿が妙に板についている秋彦さんを見て、そう確信した。(中本千晶)

〈インタビュアー・プロフィール〉
 中本千晶 フリージャーナリスト。宝塚関係の著作に「宝塚読本」(文春文庫)、「なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか」(小学館新書)。2011年10月に「なぜ宝塚歌劇の男役はカッコイイのか 」(東京堂出版)を出版。Astandスターファイルでも「ヅカナビ」連載中。

◆ビューティフル・サンデイ
《東京公演》2012年2月23日(木)〜3月4日(日) ル テアトル銀座 by PARCO
《大阪公演》2012年3月10日(土)〜11日(日) シアターBRAVA!
《名古屋公演》2012年3月14日(水) 青少年文化センター アートピアホール
《兵庫公演》2012年3月16日(金)〜18日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
⇒詳しくは「ビューティフル・サンデイ」オフィシャルサイトへ http://beautiful-sunday.jp/

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