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特集(3)桐生:「春のおどり」で「バトンをつなぐ」

2012年4月5日

写真:桐生麻耶

撮影・小林勝彦

――今回の「春のおどり」の全体的な流れを教えてください。

桜花:1部は山村若先生が演出、振付です。若先生は9年前、66年ぶりに大阪松竹座で「春のおどり」を復活させていただいた時から携わっていらっしゃる上方舞の先生で、今回90周年にふさわしい作品を作って頂きました。内容は、OSKが生まれた松竹座から始まって、大劇(大阪劇場)、あやめ池、近鉄劇場、再び松竹座に帰ってきた流れを、その名場面を織り交ぜながら作っていただいています。

高世:2部は大谷盛雄先生が演出、振付です。大谷先生はOSKに何十年も携わられ、私たちよりもOSKを知り尽くしているので、OSKらしいものを提示してくださいます。90周年の作品の中で、エネルギッシュさや、時代背景など、表現することの課題をそれぞれにも与えてくださっています。

――どんな課題ですか?

高世:私は今回、1部で「楊貴妃」をさせていただきます。普段は男役ですので、役に対してどれだけトライできるかが課題です。

桐生:1部、2部を通して私がすごく印象に残っているのは、歌詞の素晴らしさです。「桜」をテーマにした内容とか、洋舞の方では若い世代の子たちの場面で「バトンをつなぐ」という言葉が出てきます。

――「バトンをつなぐ」、いい言葉ですね。

桐生:歌詞もせりふと一緒で、内容が伝わらなかったら、置いていかれてしまうと思うので、伝える側として、その場でどういう風に発信できるかという戦いでもあります。

桜花:私は、今回初めて私たち3人で歌を歌いながら客席に降りさせていただく2部のオープニングのシーンを楽しみにしています。そのシーンでは、お客様とコンタクトをとりながら3人で表現させてもらいたい、感じたいと思っています。

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