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特集(1)本科生の時は毎日一緒にバカを言って

2012年7月30日

写真:「大江戸緋鳥808」に出演する大地真央と未沙のえる「大江戸緋鳥808」に出演する大地真央(右)と未沙のえる=撮影・江川誠志

――大地さんと未沙さんは59期生の同期生ということですが、その頃の思い出なども伺えたらと思います。制作発表のお話では27年ぶりにご一緒の舞台にお立ちになるということですが、同じ月組でいらっしゃったんですよね?

大地:音楽学校から私が退団するまで、ずっと一緒だったんです。

――未沙さんが退団されて1作品目でご一緒されるというのはすごいですね。

大地:くされ縁というんですかね(笑)。

未沙:(笑)。

――大地さんのブログに未沙さんが退団された日のことが書かれていましたね。おふたりの写真が出ていました。

大地:公演が終わってすぐの時だよね。

未沙:そうそう。お花を持ってきてくれて。

――この日はいかがでしたか?

大地:まず、退団が決まったときに、やはりもったいないなと思いましたね。その日は客席で見ていて、目に焼き付けておこうと。私の誕生日だったんですよ。しかも「海盗セブン」のお稽古中で。お稽古はNGにするは、お誕生日パーティーも早々に…と、恩着せがましく言いました(笑)。

未沙:(爆笑)。ありがとうございます、ほんまに(笑)。早くに言ったんだよね。2月5日が千秋楽だからって。

大地:まだ言っちゃいけないときから「必ず、絶対来てね!」って(笑)。それはもう、この日はマヤ(未沙さん愛称)の退団が最優先ですから。

未沙:ありがとうございます。何といっても大地真央さんだから。

――そうですよね。宝塚の退団では同期生が必ずお花を持っていらっしゃるので、客席もひそかに楽しみにしていますよね。ブログには、宝塚に入られる前に一緒にレッスンに通われたことも書いてありますよね。

大地:私は淡路島出身なんですが、クラシックバレエと声楽を習いに宝塚に来ていて、同じ先生で何度か顔を合わせていたんです。そうしたら初めて声をかけて下さって。5才違いで14才と19才でしたから、大人と子供ぐらい違いますよね。マヤが「一緒に行きません? こっちから行ったら近道ですよ」って。「ありがとうございます」と行ったんですが、なぜか道路の端と端を歩いて(笑)。

――音楽学校では特に印象に残っていることはありますか?

大地:本科生のときは本当に仲が良くて、毎日一緒にいたんです。毎日バカなことを言って。

未沙:ほんとにね(笑)。

――「漫才コンビ」と何かに書いてありましたね。

大地:同期からも色々リクエストされてね。

――どんなことをされていたんですか?

大地:茶碗蒸し?

――茶碗蒸し!?

未沙:3人でやるオリジナルコントなんですよ。ひとつのギャグを、「それは私が言いはじめたんだ!」「いや、私だ!」ってけんかしたこともありますね(笑)。

大地:会話が単に漫才みたいに聞こえる感じだったんですよね。ふたりが話していることがおかしいと皆が言って。

未沙:持って生まれたものなんでしょうね(笑)。

大地:(笑)。いちびり根性? いちびりってわからない人多いのよね(笑)。

――申し訳有りません。私、わからないです…。
(関西弁で「調子に乗ってはしゃぐ」という意味だそうです)

大地:やっぱり芝居好きだったんですよね。その頃はコートが自由だったんです。グレーか黒か茶色とかならOKで。生徒はただで宝塚歌劇を観せてもらえるんです。でも私服で行かなきゃならないんです。それを、コートは私服なので上手く制服を隠して私服風にして、よく観に行きましたね。「愛のコンチェルト」だったと思うのですが、十何回行って。あとは、お好み焼きも良く一緒に行ったね。

未沙:そうそう。

――本当に楽しい本科時代だったんですね。

大地:私が時間の観念がなくて。ここからあそこまで行くのにどのくらい時間がかかるかわからないんです。この方は方向音痴なの。

未沙:(笑)。ぜんぜんわからない! だからここの稽古場に来るのに昨日ちゃんと稽古したもの。

(この日は稽古初日だったそうです)

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