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特集(5)「大江戸緋鳥」の花魁衣装は20キロ

2012年7月30日

写真:「大江戸緋鳥808」に出演する大地真央「大江戸緋鳥808」に出演する大地真央=撮影・江川誠志

――今回の「大江戸緋鳥808」について作品のご紹介をお願いできますでしょうか?

大地:石ノ森章太郎さん原作なんですが、今回はオリジナル脚本です。私は花魁の高尾太夫を演じるのですが、太夫というのは1人しかいない位の高い人なんですけれど、実は緋鳥という元「くノ一」で暗い過去を持っているんです。江戸の庶民のために、自分が役立てばいいなと願い行動しています。その中で、マヤが演じる長屋の大家、お藤さんのところの人達とも関わり、江戸の城内に入って男装している直姫(湖月わたる)とも関わったり、という人情、笑い、涙ありのお話になっています。今回宝塚出身者が4人いることもあり、フィナーレにショーもあります。

――和物のショーになるんですか?

大地:そうですね、でも、洋物要素も入るような、例えば曲もテンポアップしたものやロック調のようなものが入ったりとかあるかもしれません。宝塚で私たちの1年上級生の伊賀裕子さんが振付にスタッフとして入っていらっしゃいます。本当に盛り沢山な、それこそエンターテインメント性もある作品になると思います。

――このチラシのビジュアルもすごく素敵ですね。

大地:衣装がたぶん20キロ位あると思うんですよ。カツラも本当に重いんです。かんざしにスワロフスキーがたくさん付いていて。

――拝見するほうは豪華で本当に楽しみですけれど、大変なんですね。未沙さんは、長屋の大家さんということですが、そこに色々な方が住んでいらっしゃるんですね。

未沙:そうですね。店子ですね。

大地:誰ひとり家賃を払わないのよね。だから怒っているんですけれど、人がいいみたいな。

未沙:そこに緋鳥さんが来るんですよね。間借りして。

大地:そこで皆さんと関わるのですが、長屋が火事で焼けて、遊郭の離れにかくまったりもするんです。

――波瀾万丈、色々とありそうな感じのお話で、さらに緋鳥は過去を背負って生きているんですね。

大地:父親が大悪党なんですよ。緋鳥は自分でも何人も人を殺したり、くノ一をやってきたんだけれど、それが嫌でやめたかったんですね。その裏返しで、今は庶民の役に立ちたいと思う人なんです。

――岡村さんの演出と伺うとダイナミックなものを想像しますが、どんな感じになりそうでしょうか?

大地:まだわからないのですが、人情を中心に描くようです。映像のムーチョ村松さんが入っていらっしゃるので、映像と生の見え方もおもしろいのではと思います。立ち回りもあります。

――大地さんは、今回がくノ一で、前回が怪盗で、以前には女ねずみ小僧をされて…。

大地:「盗人」ですね!

――そういう役が来るのはどうしてだろうと思っていたのですが。

大地:何ででしょうね。「実は…」という二面性がある役が多いですね。

未沙:正義の味方のような。

――二面性がある役を演じるのはいかがですか?

大地:今回は二面性という風にはやろうと思っていないんです。シーンごとに緋鳥の色々な面を出せたらなと思ってます。まったく違う人物に見えないようにと思っています。

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