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特集(5)ダメ押しは、驚くほどの高さの「空飛ぶ馬車」

2013年1月10日

写真:「ベルサイユのばら ―オスカルとアンドレ編―」より「ベルサイユのばら ―オスカルとアンドレ編―」より、オスカル役の龍真咲(右)、アンドレ役の明日海りお(左)=撮影・岸隆子

 ほかにも、群集のエネルギーが爆発する「バスティーユ」など名シーンが次々と蘇り、ダメ押しはラストの「空飛ぶ馬車」で。以前、朝海ひかるさん演じたオスカルの「空飛ぶペガサス」が話題になりましたが、今回はオスカルとアンドレを乗せた馬車が空を飛びました。オーケストラボックスも越えて、銀橋の上までせり出し、なんと2階席と同じ高さまで2人が迫ってくるので、これにはお客様も大喜び間違いなし!

 今回は全体的に演出が現代風にスッキリし、セリフも簡略化されたことで、さらに親しみやすくなっています。ただ、それによって、初めて観る方にはフェルゼンやロザリーの立ち位置がよくわからないままかもしれませんが、それは春に上演される雪組のフェルゼン編をご覧いただくということで…(!?)

 また、この公演ではアンドレ役に花組トップスター蘭寿とむさんと、雪組新トップスター壮一帆さんが役替わりで特別出演し、龍さんと明日海さんがオスカルとアンドレを役替わりすることも話題となっています。それぞれの役を、あのスターがどんな風に演じるのか、こちらも見逃せませんね。

 もはや古典の域に入ろうとも、やはり「ベルサイユのばら」は偉大でした。初めて観る方はもちろん、すでにあらゆるバージョンを観ていて一家言ある方でも、素直に面白いと思えてしまう作品力が、長い人気を支えているのだとあらためて納得してしまいました。春には雪組で「フェルゼン編」が上演されます。2013年のはじめは久しぶりの「ベルばら祭り」で、とことん堪能させていただきましょう。

◆「ベルサイユのばら ―オスカルとアンドレ編―」
《宝塚大劇場公演》2013年1月1日(火)〜2月4日(月)
⇒詳しくは、宝塚歌劇団公演案内へ http://kageki.hankyu.co.jp/revue/310/index.shtml
《東京宝塚劇場公演》2013年2月15日(金)〜3月24日(日)
⇒詳しくは、宝塚歌劇団公演案内へ http://kageki.hankyu.co.jp/revue/311/index.shtml

《筆者プロフィール》さかせがわ猫丸 大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。

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