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特集(2)アンドレは「オタク」?

2013年1月22日

写真:「ベルサイユのばら ―オスカルとアンドレ編―」よりオスカル役の龍真咲(左)、アンドレ役の明日海りお(右)=撮影・岸隆子

 女性としての幸せを捨ててミッションに殉じるオスカルに対して、アンドレはひたすらにオスカルへの愛に殉じる男だ。このアンドレに関して、今回、驚きの台詞が加わった。オスカルを想って苦悩するアンドレの姿をみたアラン(星条海斗)が「オタクだ」と揶揄するのだ。

 だが、よくよく考えてみると、日夜オスカルのことしか考えてなくて、彼女を毒殺してまで自分だけのものにしようとするなど、まさに「オタクっぽい」行動パターンではある。さすがは「逆転裁判」の鈴木圭演出!? そういわれてみると、古典的な「女性にとっての理想の男性」であったはずのアンドレも、また違った風に見えてきて面白い。確かに、「STUDIO 54」のZ‐BOY(ザック)や「アリスの恋人」のルイス・キャロルといった今ドキ風キャラも得意とする明日海が演じるアンドレには、現代風味なところがあった。

 ちなみに、本公演ではアンドレも役替わりがある。月組の龍・明日海のダブルキャストに加えて、宝塚大劇場公演に限っては、花組トップスターの蘭寿とむ、雪組トップスターの壮一帆が特別出演してアンドレを演じる回があるのだ。古典的理想のアンドレか、今どきのオタク風味アンドレか? それぞれのキャストがどんな風に見せてくれるか、改めて期待が膨らむところだ。

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