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特集【インタビュー】「女優 麗子 〜炎のように」出演
瀬奈じゅん・田代万里生、対談全動画

2013年2月20日

 昭和を代表する女優、故大原麗子さんの波瀾万丈の生涯を描いたドラマ「女優 麗子〜炎のように」(3月6日にテレビ東京系列にて放送)は、内山理名さん演じる大原さんをはじめ、彼女と親交のあった著名人がすべて実名で登場するという話題作。本作で、なんと瀬奈じゅんさんが浅丘ルリ子さん役で、田代万里生さんが森進一さん役で、ドラマ初出演を飾ります。「最初は台本の読み方すらわからなかった」と、舞台との違いに戸惑いつつも新しい世界に興味が尽きない様子のおふたりにお話を聞きました。インタビューを5つの動画に分けて掲載します。(フリーライター・岩橋朝美、撮影・岩村美佳)

 難病ギラン・バレー症候群との闘いや2度の結婚・離婚、苦楽を共にした母への献身的な愛など、大原麗子さんの知られざる素顔がつまびらかに綴られる本作。台本を一気に読んだという瀬奈さんは、大原さんについて「その人に与えられた役、その人にしか演じられない役というものを求められた女優さんだったのだなと思います。代役なんかありえないという方の切羽詰まった思いや、絶対仕事に穴を開けてはいけないという意地、芝居や女優業に対して半端のない高みを目指す精神力、そしてその背景には家族を大切に思う気持ちがあって。家族を守るための女優生活だったという点も本当にストイック。自分自身そこを求めるかといったら、また違うところもありますが、一女性としても一女優としても、とても憧れますね」と思いを語りました。

 また、瀬奈さんと、瀬奈さんが本作で演じる浅丘ルリ子さんとは舞台「ニューヨークに行きたい!!」で親子役を演じた間柄で、今回の役についても直接お伝えしたそう。「『実はルリ子さんの役をさせていただくんですよ』と報告をしたら、『ウッソー!』と驚いて『あさちゃん、アイラインがなきゃ私じゃないからね』とご本人自ら監修していただいて(笑)。なので、今日もばっちりアイラインが入っています」とエピソードも披露。「浅丘ルリ子さんはサバサバしていて裏表がなくて、母性あふれる方。だからこそ、大原さんは身をゆだねることができて、わがままも言えたのだと思うので、その部分についていい表現ができたら」と、役作りについても意欲を滲ませました。

 一方、森進一さんを演じる田代さんは、ご本人との面識はないため「とにかく資料をいろいろ読んでいます。舞台の楽屋でも延々と森進一さんの曲をかけているので、共演者の方に『どうしたの?』と言われたり。森さんの21、22歳の頃の映像を見るとほんとうに素晴らしくて、実年齢にはとても見えなくて衝撃でしたね。歌うシーンはありませんが、ちょっとだけ歌の練習もしました(笑)」と興味深い裏話も。

 「大原さんはご家庭で凄く辛い経験をされていて、お母さんに楽をさせてあげたいという思いから女優になり、どんどんお仕事をされていくんですね。それは家庭に恵まれなかった森進一さんにもいえて、そうした経験があったからこそ求めるものがあって、大原さんと共鳴した部分と、共鳴していたはずなのに食い違ってしまった部分があったのではないかと。森さんと大原さんの目に見えるところ以外の部分を感じ取れるような脚本になっているので、その点を楽しんでいただきたいですね」と見どころを語りました。

 2010年の「エリザベート」で共演して以来の再会というおふたりでしたが、2年のブランクを感じさせないほど和気あいあい。同作で同時に帝国劇場デビューを飾ったおふたりは、帝国劇場の稽古場ならではの独特の緊張感やプレッシャーをともに味わったといいます。インタビューの全動画では、「エリザベート」稽古時のお互いの意外なエピソードや、3度目の共演となる10月上演のミュージカル「エニシング・ゴーズ」についても語ってくださっているので、ぜひご覧ください。

〈瀬奈じゅんさんのプロフィール〉
1974年4月1日生まれ。東京都出身。3歳からクラシックバレエを始め、高校1年の時宝塚歌劇団への入団を決意。92年、「この恋は雲の涯まで」で初舞台をふむ。早い時期からその素質は注目され、05年、「JAZZYな妖精たち/REVUE OF DREAMS」で月組トップスターとなる。宝塚版「エリザベート」で、ルキーニ、エリザベート、トート、と他では考えられない3役を制覇するなど、様々な色を持つトップスターとして絶大な人気を集める。09年12月、「ラスト プレイ/Heat on Beat!」で宝塚歌劇団を退団。10年、女優としてのぞんだ「エリザベート」(演出:小池修一郎)そして「アンナ・カレーニナ」(鈴木裕美演出)で、瀬奈じゅんならではのタイトルロールを魅せる一方、コンサート「ALive」(10年)、「ALive II」(11年)ではエンターテイナーとしてのきらめきを存分に発揮。女優でありエンターテイナーである瀬奈の存在感を一層際立たせた。その後、「三銃士」「ニューヨークに行きたい!!」(共に演出:山田和也)に出演。12年「ビューティフル・サンデイ」において、ストレートプレイにも初挑戦し、瀬奈の新しい面を印象付ける。第3回岩谷時子賞 奨励賞、第37回菊田一夫演劇賞受賞。

(関連リンク:瀬奈じゅんオフィシャルウェブサイト) http://www.jun-sena.jp/index.html

〈田代万里生さんのプロフィール〉
東京芸術大学音楽学部声楽科テノール専攻卒業。ピアノ講師である母のもとで3歳からピアノを学び、7歳よりバイオリン、13歳よりトランペットを始め、15歳からテノール歌手の父より本格的に声楽を学ぶ。その間、13歳の時、藤原歌劇団公演オペラ「マクベス」のフリーアンス王子役に抜擢。そして大学在学中の2003年、東京室内歌劇場公演オペラ「欲望という名の電車」日本初演で本格的にオペラ・デビュー、以降、数々の作品に出演している。また、個人活動と平行しながらソリストグループ「ESCOLTA(エスコルタ)」としても活動。09年には、ミュージカル『マルグリット』(赤坂ACTシアター、梅田芸術劇場メインホール、日生劇場)のアルマン役でミュージカル・デビューを果たす。その後「エリザベート」、「スリルミー」、「サンセット大通り」、「アリス・イン・ワンダーランド」など次々と話題作に出演。また、日本武道館での読売日響グランドコンサートfeaturingスーザン・ボイルへのゲスト出演や、東京ドームでのセ・パ誕生60周年記念試合での国歌独唱など、多方面に活躍の幅を広げている。4月よりミュージカル「トゥモローモーニング」に出演予定。

(関連リンク:田代万里生OFFICIAL WEB SITE) http://pc.tashiromario.jp/

(関連リンク:オフィシャルブログ「MARIO CAPRICCIO」) http://ameblo.jp/mario-capriccio/

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◆大原麗子没後3年ドラマスペシャル「女優 麗子〜炎のように」
放送日時:2013年3月6日(水) 21:00〜23:08 (テレビ東京系列)
出演:内山理名 徳重聡 杉浦太陽 田代万里生 瀬奈じゅん ・ 高橋惠子 田中健 松原智恵子 みのもんた 古谷一行
⇒詳しくは、テレビ東京の公式サイトへ http://www.tv-tokyo.co.jp/official/oharareiko/

◆ミュージカル「エニシング・ゴーズ」
《東京公演》2013年10月7日(月)〜28日(月) 帝国劇場
⇒詳しくは、「エニシング・ゴーズ」公式サイトへ http://www.tohostage.com/anything/

《筆者プロフィール》岩橋朝美 フリーエディター、フリーライター。WEBおよび出版を中心に、企画、編集、取材、執筆を行う。エンタテインメント、女性、仕事など、幅広いテーマで活動。

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