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特集(1)ラミン自身を元に役を作る

2013年2月22日

写真:ラミン・カリムルー撮影・廣江修

――まずは「4Stars」について、内容を教えていただけますか?

 今回のショーは、いろんなミュージカルの曲を作った偉大な作曲家を祝うような内容になっています。順番に歌手がやって来て、ただ歌うだけのショーではなく、演出家のダニエル(ダニエル・カトナー)さんがいくつかの構成を考えていらっしゃいます。

――どのような構成ですか?

 たとえば私が15分間だけ「オペラ座の怪人」をやるなど、音楽だけではなく物語性のある構成ですね。多くのショーをつなぎあわせて物語を作り、お客様には歌の中の感情を共有し、旅をしていただくような内容になります。

――「オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン」のDVDを拝見して、ラミンさんの迫力のある声にとても感銘を受けました。

 ありがとうございます。

――個人的な印象では、ラミンさんがその歌声で劇場全体を支配しているように感じました。

 アリガト(日本語で)。

――どのようにファントムの役作りをされたのですか?

 私は演技には、正解や間違いがないと思っています。いつも何か役を演じる時には、他の人がどうやったかということは全く関係なく、自分なりに解釈して演じます。

――自分なりの解釈…。

 ラミンはどういった性格か、年はいくつか、今日何をしたかなど、自分のことを全て知っているのは自分自身です。そんな自分を元にして、自分なりに解釈した方法でクリエーティブに作っていきますね。たとえば子どもに白紙の紙を渡して何か絵を描いてごらんというと、子どもは自分の思ったように好きな絵を描きますよね。それと同じように役者も自分の思ったように演じる、自分で描くということを行います。私は自分のファントムを知っているし、どんな人物になるべきかも知っている。そうして作り上げたファントムとして歌を歌うときには、もはや演じるのではなく生きています。

――ファントムとして生きる?

 そうです。3時間であれば3時間、ラミンから離れて、役の中に生きる。そうすることで、歌もより深くなっていく。それが私の目指しているところで、今後もそういったことを目標に取り組んでいきたいと思っています。

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