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特集(1)一番のみどころは「ハマり役」の悠未

2013年2月26日

写真:「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」より「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」より、マイルズ・エッジワース役の悠未ひろ=撮影・廣江修

 今回の舞台の一番のみどころ、それは何といっても「ハマり役」悠未ひろのマイルズ・エッジワース(ゲームでは御剣怜侍)だろう。彼は一見、クールな二枚目なのだが、要所要所でどこかヌケており、それが笑いを誘いつつも、母性本能をくすぐるキャラクターだ。悠未演じるエッジワースは、そんな御剣そのもの。

 あの「ヒラヒラ」と「赤い服」が似合うのはもちろんのこと、「飲み物はいつも紅茶」「飛行機のエアポケットが苦手」などの特徴もしっかり盛り込まれ、「御剣がいかにも言いそうな台詞」でも着実に笑いをとっていた。ちなみに、ゲームの御剣も身長178センチと長身の設定だが、その点でもタカラヅカ随一の長身、179センチの悠未にはぴったりの役だ。

 エッジワースの友人ならぬ「知人」、ラリー・バッツ(ゲームでは矢張政志)も、そのチャラ男っぷりが1、2からさらにパワーアップ。今回は、「事件のカゲに、ヤッパリ矢張」の異名どおり、バッツの行動が事件の解決にも大きく絡んだこともあり、凪七瑠海がゲームに忠実に憎めないキャラクター像をうまく作り上げていた。

写真:「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」より「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」より、ラリー・バッツ役の凪七瑠海=撮影・廣江修

 一見ダンディーなのに、煙草ならぬキャンディーを常にくわえ、ときおり手鏡をのぞき込むギャップがたまらないタイレル・バッド刑事(ゲームでは馬堂一徹・愛月ひかる)もゲームのキャラを見事に再現してみせた。

 この他、ゲームでおなじみのサブキャラも登場。今回は、大阪弁でまくし立てる自称スクープ・カメラマン、ロッタ・ハート(ゲームでは大沢木ナツミ・美風舞良が演じていた)が登場しないのは寂しいが、代わりに「オバチャン」ことウェンディー・オールドバッグ(ゲームでは大場カオル・鈴奈沙也)がトレードマークのおもちゃの銃を持ってまくし立てた。ウィンストン・ペイン検事(ゲームでは亜内武文・天玲美音)の、妙に甲高い「異議あり」の声は、ゲームの声を意識してのことなのだろう。

写真:「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」より「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」より、タイレル・バッド役の愛月ひかる=撮影・廣江修

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