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特集(1)先に退団された皆さんに誘って頂いて

2013年3月14日

写真:愛音羽麗撮影・岩村美佳

――宝塚を退団されて3〜4カ月経ちますが、どんな時間を過ごされていましたか?

 もっと寂しいと思ったんですけれど、楽しいです(笑)!

――そうなんですか?

 10月14日に退団したのですが、10月いっぱいは何をしていたのか覚えていないくらいにとにかく楽しくて。先に退団された皆さんが「ウエルカム! OGの世界に!」と食事などにたくさん誘って下さって。何かと声をかけてくれたからだなと思うんですよ。やはり退団しても宝塚の仲間って永遠だなと思うんです。もっと孤独で寂しくて死んじゃうんじゃなかろうかと思ったんですけれど、エンジョイしています。

 3月にシアタークリエ「私のダーリン」への出演が決まって、遊んでいる場合じゃないなと思って今はレッスンしています。今まで男役としてしか過ごしていなかったので、女性役としての声の出し方も全然違いますし、歌やダンスやヨガなどにも行っています。玉野和紀さんが作られる「私のダーリン」ではタップダンスもあると思うので、タップダンスにも通っています。何かと楽しんでいますね(笑)。

――良かったですね! もう楽しむ術を得ていらっしゃるんですね。退団してしばらく経ちましたが、「宝塚」を振り返っていかがでしょうか?

 本当にありがたいところにいたんだな、とつくづく思いますね。素晴らしい世界だなと思いますし、見に行くと夢とか自分も頑張らなければとか、色んな思いを受け取ります。今までは演じる側だったので、当たり前のように毎日の舞台があって、稽古して、稽古場があって、仲間がいて、お客様が来てくださって…それが日常という世界にいたので、なくしてしまって初めて気づくというか。例えば稽古場ひとつにしてもそうなんですけれど、自分で声をだそうとしても練習する場所がないんです。歌劇団に行けば、いつでもいくらでも練習出来たり、レッスンも出来ましたが、今はひとつひとつ移動して…なんですよね。何て夢の世界だったんだろうと本当に思いますし、今も皆が頑張っているんだなと思うんです。そういう意味ではひとりなので、いつも仲間がいるすごくいい所にいたなと思います。でも今、新しい出会いや、違う世界で一緒に作り上げる仲間に出会えるというのは、私が宝塚にいなければなかった出会いですし、そういう意味では不思議な人と人の繋がりだなと思います。

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