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特集【月刊タカラヅカ】「南太平洋」に出演
男役28年、轟悠インタビュー

2013年3月25日

 「男役10年」。宝塚歌劇ではこう言われる。一人前の男役になるまで10年はかかるからだ。いま男役28年。「まだまだですね。『よし』と納得できたら、やめてます」。落ち着いた声音(こわね)で、かみしめるように語った。

 雪組のトップスターに就いたのは1997年。同期が1人、2人と退団していくのを、「私もいつか」と思いながら見送った。ところが専科への異動を打診され、さらに「いずれは歌劇団の理事に」と告げられた。まさに青天のへきれき。「相当悩みました。でも、男役としてやりきっていない部分があった。それを追究したい気持ちが強かった」と振り返る。

 専科でも年に1、2度は主演の舞台に立つ。上演中のミュージカル「南太平洋」では、太平洋戦争下の南の島を舞台に、従軍看護師に恋をするフランス出身の農園主エミールを演じている。「大人の男性の色気と、久々に恋をしたキュートな一面。彼の持つ両面を表現したい」。人種差別も芯となるテーマだ。

 ◆とどろき・ゆう 熊本県出身。1985年に初舞台。月組から雪組に移り、97年にトップスターに就いた。代表作は「エリザベート」のルキーニ役、「おかしな二人」のオスカー役など。「風と共に去りぬ」のレット・バトラー役で菊田一夫演劇賞を受賞。2002年に専科へ。03年、現役の歌劇団員からは6人目の理事に就任した。

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