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特集【トピックス】「DREAM LADIES」稽古場ルポ
大人の女性の魅力満載、宝塚時代の名場面続々

2013年4月2日
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  「TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY」の第5弾、宝塚OG公演「DREAM LADIES」が4月2日に梅田芸術劇場で開幕する。スターファイルでは、熱気あふれる開幕直前の稽古場を訪問した時の様子を紹介する。(フリーライター・岩村美佳)

 当然ながら稽古場には宝塚OGばかり。懐かしい組み合わせや、宝塚在団時にはありえなかった夢の共演に胸が躍る。通し稽古の前には、動きやダンスの確認を全員で行っていた。積極的に声を掛け合いながら、細かい確認を行い揃えていく。時は違えど同じ場所で育ってきた仲間だからこそのあうんの呼吸で、ハイスピードに仕上げていく。

 真琴つばさが原案に初チャレンジした今作品は、1幕が芝居、2幕はショーという構成で、女性ユニット「DREAM LADIES」の栄光と挫折、そして華やかなショーシーンを描いている。

 4名の人気エンターテインメント・ガールズ・グループ「DREAM LADIES」。人気絶頂の中、惜しまれながらも10年前に解散。現在はそれぞれの道へ進み、元リーダー、マーシー(真琴)はイベントプロデューサー、ルー(湖月わたる)は振付家、ケイト(貴城けい)は作家、ターニア(大和悠河)は女優として活動中だ。元マネージャー(星奈優里)の結婚パーティーで10年ぶりに歌った「DREAM LADIES」は、再結成かと噂される。そんな中、解散コンサートを行ったホールの副支配人(風花舞)が、ホール創設100周年のイベントで1回限りの復活コンサートをしないかと声をかけて来た。「DREAM LADIES」が出演しないならば、今をときめく話題のグループ「DRAMATIC LADIES」(桜乃彩音、初風緑、夢輝のあ、桐生園加)が出演するという。返事の猶予は一週間。4人は困惑しつつもそれぞれに考え始めた。果たしてその結論は…。

 作品は女性のみの出演で、役も女性ばかり。「DREAM LADIES」ならではのオリジナル性と宝塚100周年にもかけた面白さが満載だ。キャリアを積んだ女性たちの苦悩や喜びの詰まったストーリーには、観客が共感するところもたくさんある。そして在団中の名場面が次々と現れる2幕のショーは、あれもこれもと贅沢しきり。本番の舞台ではどんな衣装でどんなビジュアルになるのだろうかと、期待が高まった。

 真琴はエネルギッシュさが在団当時と全く変わらない。「情熱の翼」など「真琴つばさといえば」といった名場面にテンションがあがる。湖月は変わらぬ男役のかっこよさが際立っている。ソフト帽を手に踊るナンバーは特に目を奪われる。貴城は、美しく柔らかな魅力と弾ける笑顔が印象に残る。大和はナチュラルな雰囲気で女優役を見せ、男役のナンバーでは表情が変わる。

 稽古場ならではの面白さは、スイッチが切り替わる瞬間を目の当たりにすることだ。在団時の懐かしいナンバーは、変わらぬ凛々しさに目を奪われるが、音が止まるとふわっとした女性らしさに包まれる。宝塚での経験を経て、様々なキャリアを重ねた大人の女性たちが生み出す新たな舞台は、今だから味わえる貴重な公演だ。本ステージでのさらなる輝きを楽しみに待ちたい。

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◆「DREAM LADIES」
《大阪公演》2013年4月2日(火)〜7日(日) 梅田芸術劇場メインホール
《山梨公演》2013年4月10日(水) コラニ―文化ホール
《長野公演》2013年4月14日(日) ホクト文化ホール大ホール
《名古屋公演》2013年4月18日(木) 愛知県芸術劇場大ホール
《広島公演》2013年4月20日(土) 上野学園ホール
《東京公演》2013年4月24日(水)〜29日(月) 東京国際フォーラムホールC
《仙台公演》2013年5月9日(木) イズミティ21大ホール
⇒詳しくは、梅田芸術劇場公演情報へ http://www.umegei.com/schedule/251/

《筆者プロフィール》岩村美佳 フリーフォトグラファー、フリーライター。舞台関係、ファッションなどを中心に撮影してきた経験をいかし、ライターとしても活動している。「目に浮かぶ言葉」を伝えていきたい。

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